いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

理由もなく気に入らないという気持ち

自分にとってのアートの最前線は「桃源郷づくり」で、これは景観をつくって、訪れたひとに「ここはいいところだね」と感じてもらうランドスケープアートであり、大地から溢れる草たちを美容師のように刈り込んでいくおよそ芸術っぽくない作業でもある。 限界…

ウィルスで失って気がついたこと

データのすべてを消失してしまった。原因はPCのウィルスだった。コロナウィルスで騒がれている今、まさか自分がPCのウィルスにやられるとは。 ウィルスはランサムウェアというもので、データを暗号化し使えなくして、暗号化を解除する代わりに身代金を要求し…

見ているものは同じだ。やり方は違っても同じことを伝えようとしている。

いま住んでいる北茨城市からクルマで高速を使えば1時間のところを、経費削減と慣れないマニュアルの軽トラックでの遠征なので、下道で、城里町にある友達のキャンプ場に向かった。 2年前に友達エビちゃんは、市が使わなくなったキャンプ場を仲間と購入した…

進むべき道は、歩いた先に現れる。

「北海道の湧き水がある土地を見て欲しい」 という話からはじまって、札幌市からクルマで30分ほどの豊滝という場所を見に行った。久しぶりの旅がまさか、この先に影響を受けるほどの体験になるとはまったく予想外だった。 豊滝の竜神の水は、分け隔てなく…

生活の芸術というコンセプトで展示すること

朝起きて波乗りに行った。最近の日課。少しできるようになったと思うと、すぐにできなくなる。つまりほとんど上手くいってない。これが何かできるようになることのパターンだと思っている。 今日も波を掴むまでに30分くらいかかって、それからいつもの失敗…

アートで生きる。アートに生きる。原始からやり直し。

思いついたらやる。 それが生きるための技術で やがて社会を彫刻する。 そこに生まれ出るかたちに 価値を与え商う それが生活芸術。 アートで生きる。アートに生きる。living by art , living in art. この"by"と"in"を混ぜて考えていて、それぞれ整理すると…

生まれ生まれ生まれ、死に死に死んで。

「北茨城市でイベントをやろう」という話があると誘われてZOOMミーティングに参加した。観光庁の補助金があって、それに申請して「やろう」ということだった。何より誘ってくれた人が北茨城市でイベントをやりたいと夢を温めていたので、ぜひ応援したいと考…

友達と話した宗教について

バリ島の友達と宗教について話した。遠くの友達も近くの友達も、コロナの影響で距離は関係なくなってる。 インドネシアの90%がイスラム教を信仰しているけれど、バリ島だけは90%もの人がヒンドゥー教を信仰している。ヒンドゥー教は、経典よりも慣習を大…

自然のなかで自由に芸術で生きる。

次の展開への途中にいる。人生を作品にして表現活動をして生きていこうと、定期的に本を出版している。いま手元には3冊目の本の原稿がある。去年の秋ころから書きはじめて、2回の校正をして、ほぼ完成の状態にある。どうやって出版するか考える。作ったモノ…

芸術家になって展示すること。

ギャラリーから連絡があった。9月に個展をやらないか、という話しだった。こっちでは老舗のいわき画廊だ。 ぼくは茨城県北茨城市に暮らしていて、4年前に北茨城市が芸術によるまちづくりをするために芸術家を募集して、ぼくら夫婦は東京板橋区から引っ越し…

老いをデザインするために。

誰もが歳を取る。ぼくは今年で47歳になる。仕事は芸術家。北茨城市で集落支援員として景観をつくっている。これをランドスケープアートとして取り組んでいる。 いわゆる限界集落(高齢化により消滅するかもしれない地域)に暮らしてる。だから周りはお年寄…

ライフワークと呼べるもの

芸術が職業のなかで最も自由に思えた。何かに没頭するのが好きで、それが許されるのも芸術だったから芸術家になろうと考えた。むしろ、もうそれしか選択肢がなかった。やろうと思えば、会社に勤めて働くこともできた。それでも少しでも表現が許される職種を…

交われ。Crossing. イメージ、コトバ、象形。

新作。"交 - Crossing"painting, word, hamdmade frame box48 × 28 cmSold北茨城ではよく知られた河口の風景。汽水域。淡水と海水が混ざる。ずっとコラージュ作品を作ってきて最新形はこうなった。イメージ(画像)とコトバ(詩)を象形文字にして。東洋と西洋、…

アートをつくる、仕事をつくる、生活をつくる。

たまに思いつくままに文章を書きたくなる。今していることや、これからすること、未来やこれからの社会について。芸術家として生きていくと決意して、ようやくそれに専念できるようになって、それは絵だけではなく生き方をつくるという表現になった。 その表…

死後の世界の話。

妻チフミのお父さんが倒れて、緊急入院手術して、死ぬかもと言われ家族も覚悟したけれど、生きて帰ってきた。そのお父さんからまさかの話を聞いた。それは死後の世界とか三途川とか、そいう生きると死ぬの境目の話だった。 Chifumi's father came back from …

日記5.3

思い立って、自転車で海まで行くことにした。山から海まで。目的地は二ツ島。距離は12キロ。行きは下りが多いので50分で到着。帰りは上りなので2時間。新しい発見は、自転車目線の北茨城が素晴らしかった。自然が多く残る未開発のところや、何もなくまっす…

犬の生活

犬と暮らすことになった。妻チフミのお父さんが病に倒れて、犬を飼えなくなって、ウチで預かることになった。犬と暮らす生活を想像したこともなかった。だから犬がどんな動物なのかもよく知らない。動物をペットにすることも好きじゃない。だからと言って、…

生活芸術制作日記2021.4.18

地域の行事で、いはらい(江払い)があった。朝の7時から、水が流れる側溝の掃除だ。この地域では、田んぼがあったので、その水路も掃除する。これがなかなかハードな仕事だった。それだけにやり甲斐もあった。歩いたことのない水路沿いを歩いて、新しいエリ…

生活芸術制作日記2021.4.16

朝6時に起きて、家の前の景色を下書きした。できるだけ単純に描きたい。 8時にスミちゃんが長ネギとほうれん草を収穫して持ってきてくれた。ほうれん草は、茹でてナムルにして食べる。ネギはどんな調理方法が美味しいのか。昨日は、土手のこごみを採って天…

生活芸術制作日記2021.4.13

去年から書いている三冊目の本の後半を書き直した。編集者も出版社もいないから、すべて自分で計画して自分で編集校正をしている。出てくる言葉をどんどん原稿にして、本のページにレイアウトして読み直して、大幅に削除して、また読み直して修正することを…

生活芸術という仕事の一日。

朝5時に起きて、コーヒーとパン朝食を取って、洗い物や部屋の片づけをして6時ころから3冊目の本を読み直して原稿を書く。8時30分ころ炭窯づくりで有賀さんが来る。 有賀さんは、ARIGATEEの旧家主で、北茨城にぼくら夫婦が引っ越してきてからずっとお世話にな…

自称芸術家田舎暮らしのある一日の記録(3月16日)

3月16日に書いた。 絵が完成したからテキストと併せて記録しておく。 朝5時に目を覚ました。オーダーされた絵の景色をみつけるために海へ行った。雲があったし、5時30分が日の出だから、期待は低かった。海まで20分。クルマを走らせるとチフミが「空が綺麗!…

壊れた「社会」に対抗するための環境彫刻

2021年3月1日に書いた。でも何かが違うような気がした。2021年4月7日に読み直おして手を加えた。 ------------------------死は突然やってくる。いつも生きることの隣に死がある。だから、やりたいことを全力でやった方がいい。ぼくの場合は、創作に没頭する…

何かをしたときに別の何かを手に入れること。

天気はよくて空は青いのに、門の外には出れない。朝から夕方まで工場を整備する部品を削っている。 友達の会社の人手が足りないからと、8時30分から17時まで工場で3日間働いた。ぼくも毎日仕事をしているし働いているけれど、いまは納期もないし、ある程度調…

楽園を目指している。

文章を書き続けていて、やっぱり本が好きでモノとしてつくりたいという想いがあって、続けているうちに少しずつ成長していく手応えがあって、それは今書いている文章がよくないと感じる時がきっかけで、その違和感をどう乗り越えるか考えてまた書いてを繰り…

3.11から10年。そして次の10年へ。生きるための芸術として。

昨日で東日本大震災と原発事故から10年が過ぎた。何度も文章を書いては消しているうちに思った。過去と現代社会について書くよりも、建設的な個人の未来について書いた方がいい。 「社会」について考え方が改まったのでメモしておく。単語だけ引用するなら「…

炭窯づくり3度目の正直者はバカを見るのか。

暖かくなってきたので、窯づくりの準備のため、土を掻き出した。ユンボでやればすぐ終わるけれど、誰かに頼んだり借りてくるよりも、まずは自力で、スコップでやってみた。おかげで、細かいところを観察できて、土が叩き締まっているところ、脆いところがあ…

日記のような経過としての2月23日

書くという習慣のために、起きた出来事を記録している。思考するために文章を書いている。その習慣のおかげで本が手元に2冊、完成しつつある。本をつくりはじめる前は、その工程を想像しただけで、途方もない山に登るような気持ちになる。けれども遠くへ行く…

22世紀の生活芸術家たちへ(作品集あとがきの試論)

妻のチフミとぼくは2021年現在、北茨城市の山間部の集落に暮らしている。東京からクルマで3時間の北茨城市は、小さな山に囲まれ、太平洋沿いに位置している。人々は自然に囲まれて暮らしている。畑を耕し、魚を獲って・・・という暮らしのイメージは、ほ…

英語練習帳日記/Practice thought In English

6年前、モロッコで滞在制作したときの展示で、お金を稼ぐことより、どうしたら「欲しい」という感情を引き出すことができるのか、それを知りたくて、物々交換を条件に設定していた。お金を払わなければ「欲しい」という感情が出てきやすくなる。無料でも欲し…