いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

交われ。Crossing. イメージ、コトバ、象形。

新作。"交 - Crossing"painting, word, hamdmade frame box48 × 28 cmSold北茨城ではよく知られた河口の風景。汽水域。淡水と海水が混ざる。ずっとコラージュ作品を作ってきて最新形はこうなった。イメージ(画像)とコトバ(詩)を象形文字にして。東洋と西洋、…

アートをつくる、仕事をつくる、生活をつくる。

たまに思いつくままに文章を書きたくなる。今していることや、これからすること、未来やこれからの社会について。芸術家として生きていくと決意して、ようやくそれに専念できるようになって、それは絵だけではなく生き方をつくるという表現になった。 その表…

死後の世界の話。

妻チフミのお父さんが倒れて、緊急入院手術して、死ぬかもと言われ家族も覚悟したけれど、生きて帰ってきた。そのお父さんからまさかの話を聞いた。それは死後の世界とか三途川とか、そいう生きると死ぬの境目の話だった。 Chifumi's father came back from …

日記5.3

思い立って、自転車で海まで行くことにした。山から海まで。目的地は二ツ島。距離は12キロ。行きは下りが多いので50分で到着。帰りは上りなので2時間。新しい発見は、自転車目線の北茨城が素晴らしかった。自然が多く残る未開発のところや、何もなくまっす…

犬の生活

犬と暮らすことになった。妻チフミのお父さんが病に倒れて、犬を飼えなくなって、ウチで預かることになった。犬と暮らす生活を想像したこともなかった。だから犬がどんな動物なのかもよく知らない。動物をペットにすることも好きじゃない。だからと言って、…

生活芸術制作日記2021.4.18

地域の行事で、いはらい(江払い)があった。朝の7時から、水が流れる側溝の掃除だ。この地域では、田んぼがあったので、その水路も掃除する。これがなかなかハードな仕事だった。それだけにやり甲斐もあった。歩いたことのない水路沿いを歩いて、新しいエリ…

生活芸術制作日記2021.4.16

朝6時に起きて、家の前の景色を下書きした。できるだけ単純に描きたい。 8時にスミちゃんが長ネギとほうれん草を収穫して持ってきてくれた。ほうれん草は、茹でてナムルにして食べる。ネギはどんな調理方法が美味しいのか。昨日は、土手のこごみを採って天…

生活芸術制作日記2021.4.13

去年から書いている三冊目の本の後半を書き直した。編集者も出版社もいないから、すべて自分で計画して自分で編集校正をしている。出てくる言葉をどんどん原稿にして、本のページにレイアウトして読み直して、大幅に削除して、また読み直して修正することを…

生活芸術という仕事の一日。

朝5時に起きて、コーヒーとパン朝食を取って、洗い物や部屋の片づけをして6時ころから3冊目の本を読み直して原稿を書く。8時30分ころ炭窯づくりで有賀さんが来る。 有賀さんは、ARIGATEEの旧家主で、北茨城にぼくら夫婦が引っ越してきてからずっとお世話にな…

自称芸術家田舎暮らしのある一日の記録(3月16日)

3月16日に書いた。 絵が完成したからテキストと併せて記録しておく。 朝5時に目を覚ました。オーダーされた絵の景色をみつけるために海へ行った。雲があったし、5時30分が日の出だから、期待は低かった。海まで20分。クルマを走らせるとチフミが「空が綺麗!…

壊れた「社会」に対抗するための環境彫刻

2021年3月1日に書いた。でも何かが違うような気がした。2021年4月7日に読み直おして手を加えた。 ------------------------死は突然やってくる。いつも生きることの隣に死がある。だから、やりたいことを全力でやった方がいい。ぼくの場合は、創作に没頭する…

何かをしたときに別の何かを手に入れること。

天気はよくて空は青いのに、門の外には出れない。朝から夕方まで工場を整備する部品を削っている。 友達の会社の人手が足りないからと、8時30分から17時まで工場で3日間働いた。ぼくも毎日仕事をしているし働いているけれど、いまは納期もないし、ある程度調…

楽園を目指している。

文章を書き続けていて、やっぱり本が好きでモノとしてつくりたいという想いがあって、続けているうちに少しずつ成長していく手応えがあって、それは今書いている文章がよくないと感じる時がきっかけで、その違和感をどう乗り越えるか考えてまた書いてを繰り…

3.11から10年。そして次の10年へ。生きるための芸術として。

昨日で東日本大震災と原発事故から10年が過ぎた。何度も文章を書いては消しているうちに思った。過去と現代社会について書くよりも、建設的な個人の未来について書いた方がいい。 「社会」について考え方が改まったのでメモしておく。単語だけ引用するなら「…

炭窯づくり3度目の正直者はバカを見るのか。

暖かくなってきたので、窯づくりの準備のため、土を掻き出した。ユンボでやればすぐ終わるけれど、誰かに頼んだり借りてくるよりも、まずは自力で、スコップでやってみた。おかげで、細かいところを観察できて、土が叩き締まっているところ、脆いところがあ…

日記のような経過としての2月23日

書くという習慣のために、起きた出来事を記録している。思考するために文章を書いている。その習慣のおかげで本が手元に2冊、完成しつつある。本をつくりはじめる前は、その工程を想像しただけで、途方もない山に登るような気持ちになる。けれども遠くへ行く…

22世紀の生活芸術家たちへ(作品集あとがきの試論)

妻のチフミとぼくは2021年現在、北茨城市の山間部の集落に暮らしている。東京からクルマで3時間の北茨城市は、小さな山に囲まれ、太平洋沿いに位置している。人々は自然に囲まれて暮らしている。畑を耕し、魚を獲って・・・という暮らしのイメージは、ほ…

英語練習帳日記/Practice thought In English

6年前、モロッコで滞在制作したときの展示で、お金を稼ぐことより、どうしたら「欲しい」という感情を引き出すことができるのか、それを知りたくて、物々交換を条件に設定していた。お金を払わなければ「欲しい」という感情が出てきやすくなる。無料でも欲し…

桃源郷づくり2年目。

藪の整理が完了した。春に向けた準備が始まる。何が終わり何か始まる。循環している。冬から春へ。夏秋冬とまた季節が巡る。 図書館に予約した本が届いて、昨日の夕方取りに行った。朝、ヘルマン・ヘッセの「庭仕事の愉しみ」を読み始めた。ちょうど、春に向…

小さな理想を描く世界を創造する手段。

藪の整備をした。自分たちだけでは、気が遠くなるので、植木屋さんに依頼して、妻と自分も参加した。おかげで、予想以上に片付いた。全4日予定の1日が終わった。それだけでも書きたいことがいつくも浮かんできた。 藪とは、木や竹が自由に伸び放題になって…

脱・現代社会。ポスト自由人へ。

友達のDくんと電話で話した。面白い状況にいたので記録してみることにした。D君は、肩書で言えばアート・プロデューサー。高円寺を拠点にアートホテルの立ち上げに関わったり、街中に巨大な壁画を出現させるプロジェクトを手掛けてきた。 けれどもDくんは、…

つくること日記

今日していることは、これまで自分がしてきたことの延長にある。まったく新しいことを突然に始めることはあまりない。 制作している肖像画は、よい新作に着地できそうだ。ベニヤと木材でウッドパネルをつくり、額を鑿で削る。ウッドパネルにペインティングと…

非常事態にも変わらない暮らし。

シンプルな暮らしが続いている。朝起きて、薪ストーブに火をつけて、お湯を沸して、と、チフミがやった後に起きて、餅かパンをストーブの熱で焼いて食べる。お喋りして、ストレッチと筋トレをする。 9時になったらアトリエへ移動する。歩いて2分。今はオー…

コロナ禍日記。起きなかった過去と起きている現在。

コロナウィルスと共存する日々は一年を超えた。いつまで続くのか。生活はぐっと狭い世界に押し込められている。東京へは行かなくなって、その繋がりはネット上だけになった。現実では、北茨城市の山間部の集落のなかだけに暮らしている。 2020年度は、ほ…

「楽園への道」を読んで。

芸術とは、自然を真似るのではなく、技術を習得し、現実の世界とは異なる世界を創ることだった。 「楽園への道」バルガス=リョサ 久しぶりに500ページの本を読んだ。しかも小説。主人公は、ゴーギャンとその祖母フローラ。二人は面識はなく、フローラはゴ…

地図を書き換える2021

年末に2020年に聴いたアルバムのベスト10を選んだ。今は聴く手段がたくさんあるから、いろんな音楽を選べる時代になっている。 Mac Miller / Circles Haim / Women In Music Pt.Ⅲ Common / A Beautiful Revolution Fenne Lily / BREACH The 1975 …

欲しいモノを手に入れるために欲しいモノをすり減らしていたら、それは手に入らない

1月3日。朝4時。気温はマイナス2度。自分でつくった家に暮らしている。まず部屋を暖めるために、薪ストーブに杉の葉っぱ、枝、不要な郵便物を放り込む。マッチで火をつけると、杉の葉に炎が上がる。燃える匂い。火が安定したら太い薪を入れる。部屋が暖…

生活芸術、2020から2021へ。

今年も生き延びた。コロナ禍の一年だったから、ほんとうにこの環境に感謝しかない。いつも一緒に制作してくれる妻に。この場所を与えてくれた北茨城市に。地域の方々へ。生活芸術という活動を理解し応援してくれる人に。これを読んでくれる人に。 2020年は「…

炭窯づくり。そこに現代アートを接続できるのか。

炭窯づくりに失敗した。これで2回目。前回の反省点(古い窯の再利用では土が定着しない、乾いた土を使うこと、大人数でやると細部への配慮が届かない)を生かしてやったけれども、窯の天井は落ちてしまった。 そもそも窯を作るのは、人間がしてきた生きるた…

全部違う。そもそも同じはずがない。

炭窯に火をつけた。まずは入口の土を焼き固める。炭窯づくりをしているのは炭を焼いて売るためというよりも、炭をつくるとはどういうことなのか、それを知るためにやっている。お金に換算したらとてもやってられない。それでもやる理由は、人類が30万年前か…