いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

生きる つくる 働く。

井戸茶碗。井戸を掘った粘土で器をつくる。

やっと夏が来たと思ったらもうお盆。今年は夏が来るのが遅かった。梅雨が長かった。7月はずっと雲っていた。それはそれで曇った空の絵を描けた。日常にあるものを切り取って作品にしている。作品には絵のように売れるものもあるし、売れないものもある。 連…

「生きる つくる 働く」 本の構想メモ

ここ数日、ここに文章を書いて、それを並べてみて全体の構成が見えてきた。とにかく手を動かすのがいい。文章は長すぎず誰でも読める単純な方がいい。難しく書くことは簡単でも分かりやすくシンプルに書く方のは難しい。 去年の夏、ぼくらのレジデンスに滞在…

生きる つくる 働く3

世界中のひとたちがどうやって生きているのか。ほかの国の芸術家はどうやって生きているのか。ぼくは、それを知るために妻とスペイン、イタリア、ザンビア、エジプト、モロッコを巡る旅に出た。(詳しくは「生きるための芸術ー夫婦40歳を前に退職。芸術で…

生きる つくる 働く2

朝7時に目を覚まして、少し寝坊してしまったけど、妻チフミと海へ向かった。いま住んでいる場所からクルマで20分ほど、ぼくはサーフィンをするために、妻は去年まで住んでいた家の片づけをしながら洗濯をするために出かけた。 携帯のアプリで波を予測でき…

生きる つくる 働く。

ライフスタイルをつくりたかった。いまの社会に自分がこれだと思える働き方がなかった。会社で働いてみても何か違っていた。我慢できない自分が悪いとも考えてみた。でも怠けたい訳ではなかった。働くということの意味が分からなかった。だから自分に正直に…