いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-01-01から1年間の記事一覧

大人が子供を教育する以上に大人は、子供の目線からより多くのことを学ぶことができる。

チフミの実家、長野県岡谷市で年を越すために津島から12月21日に車で移動した。年末までに、パフォーマンス1件、ライブ1件の予定があり、27日から29日まで東京で過ごす。 交通費がガソリン代だけなら、人はもっと移動するし、生活圏経済は豊かにな…

なにから話そうか。独立独歩会議の再開。言語を通じて思考を取り出し現実化する。

イメージをカタチにして伝えること。手法は様々ある。文章、アート、音楽、行動、Webサイト、新聞、テレビに。 己の心の声を聞くために対話をする。情報が過多になるほどに、この手法は有効になる。ニュースやメディアや消費と戦う技術。このブログ「生きる…

生活芸術の試みー原始から未来へ

積み上げてあるのは、愛知県津島市の築80年の家を改修する際に出てきた廃材で、大量であれば産業廃棄物として有料で回収してもらわなければいけないものを、41個の箱にして、ペイントやコラージュをして、価値の再現を試みている。 箱ーEndlessこれは、…

コンリート瓦、平屋の屋根を一部分改修して天窓をつける方法について

築80年の家のコンクリート瓦を一時的に直したものの(【【古家採取活生計画 vol.1】雨が漏れば修理すればいい。昔は修理しながら暮らしていたんだから。 - いきるための芸術の記録 】ー参照)、天井を剥がしてみると、瓦の下の野地板は紙のようにベラベラ…

家の改修からアートギャラリーへ、生活芸術の試みについて。

津島で家の改修をすると同時進行で、アート展示の準備をしてきた。築80年の家から出た廃材を利用して箱をつくった。ギャラリーの天井まで届くほどの数、41個をつくった。 嫁のチフミが箱を展示したらどうかとアイディアを出した。箱かあ、アート作品にな…

消費者になるか、提供者になるか。人を信用するべきなのか、する必要はないのか。

家を改修しながら暮らす、未体験の連続の日々で、毎日疲れ果て温泉に行っては、すぐ寝る日で気がつけば1週間、日記を書いていなかったから自分と向き合う暇もなかったようだ。 うっかり罪を犯した話今日は温泉に入っていると女湯から女性一同の声に「誰か入…

今年の秋は長く、春のような陽気で暖かかったが、今日から一変して寒い雨になった。冬がやってくる。

10月20日に津島市に来たので、ちょうど1ヶ月が過ぎた。毎日空き家を改修して、できないことに挑戦して「家」というモノと向き合ってきた。これから提唱したいのは「家は道具」だということ。 ぼくらは、望む未来のために変わらなければならない。ひとり…

【時代は変わる】闘うのではなく感じること、競争ではなく我が道をいくこと。

3.11は、日本社会、経済、暮らし、のみならず未来までを、社会が描いていた未来予想図を変えてしまった。この時代に生きる多くのひとを不安に陥れている。 ぼくは子供の頃から漫画やアニメや映画に親しんできた。80年代から90年代に渡りアニメや映画は、…

いまいるべき場所-非常識な生き方「バガボンド/エグザイル/ノマド」

未来について考える。中津川の古民家を活用するために助成金を探したい。仲間と考えた「生活芸術館」を実現したい。 三角形の構造体をつくるために新しく卓上丸ノコを買った。ところが、左右45度までしか切れず、60度まで刃が傾けば30度の鋭角がつくれ…

未来はぼくらの手の中に。想像すればイメージを持ち続ければ現実になる。

まるで登山のようで、しかもまだ途中の。家の梁をジャッキアップして、荷締機で梁と柱を引っ張って、家がミシミシと音を立てた。 津島の長屋再生の目標は、耐震化を専門家のチカラを借りずに自分たちでやることだ。なぜなら、ほんとうに家主の側に立つサービ…

ひとが諦めたことを考えて成功させること。

家主ことMr.Kevinが津島の長屋に来た。溢れるアイディアを抱えて。趣味は「ひとが諦めたことを考えて成功させること。」今回のミッションは、家の傾きを直す「よろび起こし」をやるためだ。ジャッキアップと足場サポートと荷締機を駆使して。 Mr.Kevinは「家…

運命とは約束されていないこと。であれば、コラージュで発見した技術、セレンデピティはまさに出会いに導かれる旅人のように、偶然を繋ぎ合わせ運を掴むテクニック。

偶然が重なって、危ういまま道が拓けていく、この「運命」とやらをコントロールできないだろうか。例えば、ポーカーのような偶然性を孕んだゲームのように。運命を操るには、ゲームに勝ち負けがあるように、テクニックが要求される。 生きていて運命に翻弄さ…

【糞を循環すること】つまり、エコなんてファッションで100年前はそれ以上の循環を人間は日常的に行っていた話

写真は中津川の古民家からの眺め。こんなに自然豊かな場所でも、家主は「すっかり自然が変わってしまった。」と言う。昔は、ここの用水路でシジミが取れたそうだったが、森を伐採し、後から植林した木では地中に水を蓄えることができず、全体のバランスが変…

1年前に夢見た世界に生きている、夢から夢へと人生は続く。

空き家を直して暮らしたい、と1年前に言い出して実際やってみると、できないことだらけだ。そのはずでぼくは建築家でも大工でもない。唯一関係あるのは保育園の卒園式で将来は大工になりたいと言った経歴があるだけ。 どこから手をつけていいのか。垂れ壁を…

自堕落の門がみえてきたら、走るに限る。門を潜らずに逃げること

1.考えることは、理想の暮らしや住まいをデザインすること。家は道具だ。人生を有効活用するための。 2.空き家に暮らして、木造建築について調査するうちに、その素晴らしさを知った。人間は労働するから、思考し動き続けるから、進化を遂げた。 3.家…

アートとは、人生の経験や思考や哲学を、このくだらない穴に突っ込んで、反対側から顔を覗かせて笑うこと。

生きる芸術を標榜して、空き家を活動拠点するようになり、社会芸術は、いよいよ「生活芸術」へと進化した。 1年前にアートの無力さに脱力して人生や生活のなかにアートを探すようになった。そのアートは、生活に接近して、いよいよ溶けて消えようとしている…

欲しいものがあれば、生産者になるか消費者になるか。どちらかの道しかない。

津島で仲間となった先輩、羽場さんと朝合流して農協にいった。野菜が安くてチフミが喜んでいた。そのあと、しげんCafeにモーニングへ。 資源ゴミを持ち込むと現金で買ってくれる、もしくはポイントを貯めてカフェで利用できる。老人が集まり、ゴミを運んでい…

ぼくは、100年前と100年後の狭間に生きている。それだけのスパンでこの時代を眺めてみる。

「100年」という単位が重要。人間の寿命も、1世紀も同じ長さ。ぼくは、100年前と100年後の狭間に生きている。それだけのスパンでこの時代を眺めてみる。100年後は、ほとんど何も見えないが、100年前を思い測れば、同じだけの未来が広がる。 …

やるべきことを整理しながら、ここ数日の記憶にダイブして、採取記録する。

1.遡ること土曜日。江ノ島オッパーラでライブをした。17年続くバンドNOINONE。中学生のときに音楽を好きになってパンクロックに出会い、セックスピストルズ、クラッシュ、ラモーンズ、ブルーハーツ。バンドに憧れ、ボブマーリーを聴いて初めて音楽で泣い…

自分よりも大きな人間に出会い成長した

ソトコト編集長と話す機会を得た。断られても熱意を伝えたら会ってくれた。ひとことで言えば、自分よりずっと大きな仕事をしている人だった。だから、今現在、何かを一緒にやれる可能性はなかった。自分は、小さな次元で活動していたことを思い知らされた。…

頭の中にスケッチさえできればあとは、忘れないでカタチにするチャンスを掴むだけ。

12日に開催されるスポーツイベントでボルダリングの施工に参加した。ボルダリングの師匠が誘ってくれた。 11日の夜に搬入して12日の朝に壁にホールドをつけてコースを設定した。ひとつ夢が叶った。想い続ければ好きになったことはお返しをしてくれる。…

過去、現在、未来、自在飛び回るタイムマシンは既に開発されている。どう使うかは、その人次第だ。

ここ数日、どういう訳か進化を遂げつつある。その理由は「出会い」の一語に尽きるのだけれど。 昨日は1日中、助成金申請のための企画案をまとめた。一昨日に、中津川の古民家を活用する仲間で飲みに行き、それがそのままミーティングになり、狙っていた助成…

2015年10月8日 独立独歩会議

◼︎中津川の古民家の展開中津川の古民家を舞台に生活芸術を実践する。その資本となる助成金を申請する。今日資料の叩きを仕上げる。 中津川の古民家の森にある木材を伐採して作品や家具をつくる。その過程を撮影してドキュメンタリーにする。モッちゃんのプロ…

自分のなかにあるアイディアや思考を磨き商品化していくこと

1.商品にするとは、誰にでも分かるように名付けることだ。名前を与え個性をつくる。 2.今日、車で横須賀の老人ホームの祖母を訪ねた。初めて母を自分の車に乗せた。重度の痴呆の祖母は、孫のぼくを見て認識して笑ってくれた。前回は話しもできなかったが…

独立独歩会議 Vol.1-日常の仔細な出来事を拾い集め、断片を記録採取し自分と対話する未来計画

ぼくは会社で働いていないので自分の会社をつくることにした。「生活芸術」2015年10月以降の計画指針が決まった。 ----------------------------1.古家採取活生計画古い家から学ぶ温故知新をいまの暮らしに活かし、つくる豊かな人生のつり方を伝える 2…

「私」という容れ物は空っぽなので、シナリオをつくりながら架空のユートピア世界の登場人物を演じている。こんな時代だからこそ、アンチテーゼとして人生を表現している。

ぼくの世界に戦争は存在しない。人を扇動して消費させるようなことはない。人生の貴重な資源である時間を搾取したりはしない。人間を数字で管理しないし、兵器をつくり人が人を殺し合う環境を認めたりしないし、お金で物事を計ったりもしない。 世の中に人の…

【古家採取活生計画 vol.1】雨が漏れば修理すればいい。昔は修理しながら暮らしていたんだから。

日本では古い家に住みたがる人は少ない。ヨーロッパでは中古市場が80%なのに対して日本は新築市場が同じ割合だ。 どうしてなのか。古い家でも掃除したり修理すれば、充分快適に暮らせるはず。そう考えて愛知県津島市の築80年の長屋に暮らしている。 9月…

生きるとは何か芸術とは何か、何処へ向かうのか、考えやアイディアをまとめるためのメモ

D.I.Yとは独自の自立に至る道言葉の定義をしたい。言葉は、表面の意味だけが共通認識として流通しているから、立体的にして削り直す必要がある。既にある言葉でも、質や意味を変えて使用すれば先鋭化し、それ自体がコンセプトになり武器になる。例えばD.I.Y…

酷い世の中だと思い、せっせと生きているとハチドリの一滴だね、と言われたライフスタイル。

朝起きて、チフミが小麦粉から焼いてくれたパンを食べてコーヒーを飲んで、家の前でオオカミの像を削りながら物語を夢想した。 9時になると、シャワーユニットのガス配管の見積もりに業者が来た。先日来た業者は、ガスと水道は別工事と言ったが、今日の業者…

昨年からスタートした空き家プロジェクトは来年の春には完成するリアルタイムのドキュメンタリーだ

昨年からスタートした空き家プロジェクトは、数々の受難を経て現在に至るも、まだ始まっていない。まるで幻の映画のように夢と可能性の狭間を彷徨っている。ほんとうにいよいよ始まる直前で、来年の春には全く予想もしなかったような未来が用意されている素…