いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

想像王国、そこへ至る道をつくる。

友達のお父さんの本棚から頂いた「日本のユートピア思想」を読みながらバスで東京へ移動した。これを書きながら、東京は「行く」でも「戻る」でもないと気がついた。 都内でバンドのリハついでに、蔡國強の展示を新国立美術館で鑑賞してきた。六本木を歩きな…

見えざる道の知恵

「人間にも核があってそれが燃えている限り元気でいられるのです」 今日、草刈り機を借りにきた二拠点生活をしている80歳の福島さんが話してくれた。曰く、やりたい事があって夢中になっていれば痴呆にもならないし健康でいられると。もちろん、それには個人…

草刈りと芸術について。それは作品になるのか。

草刈りをしている。茨城県の端っこの限界集落に暮らして、景観を作るために桜の苗木を地域の人たちと植えた。桜を守るために草刈りをしている。今年で4年目で、耕作放棄地も増えてきた。誰も手を入れないなら、ついでにやりますよ、と面積が増えてきた。 山…

ボディとコンシャス。本棚を受け継ぐ。

流れがある。時間が流れている。運が流れている。風が流れている。命が流れている。週末に友人の父の本棚の整理に仙台に行った。友人の父は5年前に亡くなって、本棚はそのままになっていた。いつか整理しなきゃという友人の誘いで週末訪ねて迎えられたそのラ…