いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2014-01-01から1年間の記事一覧

苦手や下手に向き合うこと、それは物事に取り組む、もっとも基本的な姿勢を再発見すること

これまで、なにを考え生きてきたのか。反省とまでは言わないが、想い起こすことが多々ある。いまは、作品をつくって、生きていけるようなライフスタイルをつくろうとしている。しかし、それは未来に完成するものではなく、常なる日々につくられていくものだ…

茶の湯から暮らしの芸術へ メモ:

モロッコでチフミが着物をつくったことを原稿にしたが、タイトルが決まらない。つまり、原稿が書けていなかった。要素を洗い出してみると、うっすらと茶道の侘び寂が浮かんできた。茶道の質素さ、とは何だろうか。調べてみると、村田珠光(むらたじゅこう)…

オオカミとイヌを区別できなくなるほど、勘違いをしている。

今月末29日にOneness Meetingという音楽イベントにアートで参加する。このイベントは音楽プロデューサーのJ.A.K.A.MことMoochyが主体となって運営されている。縄文をテーマにぼくら日本人のルーツを問うコンセプトだ。だから出演者は知名度ではなく、まるで…

「ない」と「ある」その両方にない場所、つまり空白。

10年前に拾った本は時間の使い方について書いてあった。以来、たまに時間を意識して生活するようになった。昨日は久しぶりにタイムスケージュルを組んで一日を過ごしてみた。5時に起きて朝の清掃のバイトを終え10:30に帰宅して、メールをチェックして11:0…

心の奥にある未満の想いをみつけたとき錬金術になる。

さて旅から帰国して、5ヶ月が過ぎ、今年も終わりに近づいてきた。いまは、来年、改修しながら住む津島の空き家、空村に向けて準備している。打ち合わせや連絡を繰り返して少しずつ実現のために動いている。作品をつくることを最優先にした生活も1年以上が過…

生きる芸術 – 概論

(第一案) すべての人は芸術家だ。その与えられた命を自由にすることができる。命とは時間だ。瞬間が重なり1日1週間春夏秋冬10年30年50年死へと続いていく。生きられる時間が1日減って生きた時間が1日増える。すべての人は自分の人生をつくること…

生きていくことは起業すること

「改めて」とは大切なこと。常に成長しているから、何度でも改めてこそ、そこに今が現れる。改めて、ぼくがなにをしようとしているのか書いてみたい。ぼくは、2011年の東日本大震災をきっかけに、自分生き方について考え直した。いままでと同じようなや…

お金を生むために「つくること」「伝えること」

昨日、作品をオーダーしてくれている友達と飲みにいった。ぼくは作品をつくって生きていくことにした。作品と言っても、アート作品だけが作品ではない。ぼくのコンセプトは「生きる芸術」だから生き方に関わることはすべて作品だ。ギリギリの状況ではあるが…

社会彫刻としてのアート

何度も繰り返し、更新していくことにチャレンジする意義がある。いま空村(そらむら)という空き家を再生するプロジェクトに参加している。発端は、ザンビアで家を建てたので、日本で家を自分で建てたい、という想いだった。調べてみれば、日本には空き家8…

【はじめに】このブログについて

ようこそ。 ぼくは東京に生まれ音楽が大好きで10代~20代は遊んで暮らしていた。 28歳のとき交通事故にあって歩けなくなるかもと宣告されておかげで「小説を書きたい、絵を描きたい」ほんとうにやりたいことをみつけて。 結婚して妻と二人で檻之汰鷲(…