いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

書くこと、描くこと、想像すること。

書くことは、自分という媒介を通して世界を語ることだ。描くことは、自分を通して、世界を映し出すこと。想像することは、視覚から聴覚、嗅覚、食感、触覚を通して頭の中に対象を抽出することだ。それらは、どれも違う運動をしている。 これらの運動をするに…

豊かさは貨幣に換算できない。

これは3年前の記事だけど、やろうとしていることは、全く変わっていない。変わったのは、やろうとしていることが、やったことになったぐらい。人間には「できる」と「できない」がある。その障壁を越えるのは、習慣をコントロールすることだ。 何ができたら…

アートで生きる=アスリートになること

北茨城市で活動する作家の先輩、真木孝成さんの展示に、いわきギャラリーを訪ねた。いわきギャラリーは、福島県いわき市の老舗で、中国の有名な芸術家、 蔡國強が拠点にしたことでも知られている。このギャラリーの魅力は、作家とお客さんを大事にしているこ…

人類は何処へ向かっているのか。答えなんてない。だから作る。

愛知県津島市にトークイベントのために車を走らせた。北茨城市からは500km。8時間かかる。その前日は、北茨城市の「アートによるまちづくり」の視察にバスツアーが来るので、午後から古民家改修のワークショップを開催した。廃材を使って嵌め殺しの窓を…

目が覚めたら走ること

朝起きて走るようになった。寒い朝、布団から出る戦い。何を温いことを言ってるのか。いや、自由になるほど自分を動かす技術が必要になる。いくら寝ても働かなくてもよい日なのに、いくら怠けてもよい日なのに、それでも起きて走りに行く。何のためにか。自…

神様が木を数える日

北茨城に帰ると、林業家の古川さんが遊びに来てくれ「今日は神様が木を数える日たがら仕事休みなんだよ」と話してくれた。神様が木を数えるとき木を切ってしまえば、数えられなくて神様が怒るそうだ。実は、風が強く吹く日で危ないという理由もあるらしい。…

アートで生きることの実践編

作品の運搬のために借りた軽トラックを返却して、9日間の「生活芸術商売」展が完了した。始まりは友達からのメッセージだった。 「今度、よしもとがギャラリー持ってるから一緒にやらへん?」と、お笑いで知られる「よしもと」に転職した友達が誘ってくれた…

展示3日目。「生活芸術商売」展に起きたこと。

結果的に店舗を持ったことになる。期間限定の檻之汰鷲(おりのたわし)ギャラリーが有楽町マルイの8Fにある。チフミとぼくは店員として接客し、お店の商品を生産して、流通から仕入れ、店舗デザイン、宣伝をしている。作品は10点以上が売れた。これは何か幻…

「生活芸術商売」展

夫婦で日々制作してきたアートピースが無事展示されました。檻之汰鷲(おりのたわし)史上最高の個展になりそうです。https://www.0101.co.jp/086/store-info/fair.html?article_id=168182冊目の本「漂流夫婦、空き家に暮らして野生に帰る。」も先行発売して…