いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

惑星の未来を想像する者たちへ

基本的に、仕事は自分でつくるものというマイルールを課して半ば強引に人生設計をしているコラージュ作家夫婦の檻之汰鷲です。「おりのたわし」とは、わたしの名前、石渡のりおのアナグラムで、意味は、檻に囚われた鳥が鷲のように大空を飛ぶこと。実は人間…

日本全国空き家への旅計画 通称‐空き旅(仮)

日本全国に800万戸もあると言われる空き家。ぼくが考える空き家に関する計画は、家自体ではなく大家さんにフォーカスして問題に取り組みます。家には想いや歴史があります。場合によっては大正~昭和初期の失われつつある文化遺産が眠っています。 そんな…

バルセロナでの短い滞在から帰ってきて、嫁のチフミに「わたしたちは、どうなってしまうの?」と言われた件

ぼくら夫婦が不安定な状態に突入したのは2013年から2014年にかけて海外を旅してからだ。そんなことは充分承知して、次なるライフスタイルを創り上げるべく冒険を始めた。海外を旅をしている間は、地に足がつかないし迫る現実もなかった。帰国してか…

バルセロナ記 4 カラックの模型をつくる

カラックの模型をつくっている。 木を切って部品をつくって固定して。明日には完成するんだろうか。「働くとは動くことではなく走ることだ」

バルセロナ記 - 3 週末のよもやまばなし

昨日は疲れたのか12時間も寝た。朝6時に起きてブログを更新したり、携帯のデータを整理したりヨガをしたりした。昼にマークが起きてナルシスが来るから、そのあと展示に行くことになった。 左ナルシス、右マーク 船の博物館のコンペで展示の機会を掴んだマー…

バルセロナ記 - 2 アイルランドのボート、カラックのこと

2013年にバルセロナに滞在したときにマーク・レディンと友達になった。マークは絵の他にボートも場所もつくっている。この舟に出会って日本の舟文化に興味を持つようになった。それで海のそばに暮らしたいと考えるようになった。 3人の乗りのアイルラン…

バルセロナ記 - 1 アイディアと出来事のメモ

バルセロナにきた。2013年の旅で友達になったマーク・レディンの個展をみるために。成田が12時発で24時にバルセロナ空港についてタクシーでNAVASに向かった。着くとパーティーになっていた。マークと同じ地区にギャラリーとレジデンスを運営す…

硬直する現実を創造世界でトレースして未だない領域を試みること

昨日は、嫁と2人で朝から晩まで作品づくりに没頭。この瞬間こそ至福のときだが、いつもそうしてられないのはなぜかと思う。どこを見渡しても安定した人生を送っている人なんて何処にもいないし、一体全体、生きるとは、なんでこんなややこしいのだろうか。た…

30年後の未来を考えてみたら東京は首都でなくなり、生きているものを治すには医者が必要で、ところで社会や国家は誰が看るんだ?

気がついたら、ボルダリングの仕事と作品づくりしかしてなく、嫁のチフミも実家にいたので、あまり人と話していなかった。朝は5時に目が覚めて頭に浮かぶことを書いて、部屋を片付け洗濯して、8km走った。走るのは、予め距離を決めて絶対に諦めないのがルー…

どこから来てどこへ行くのか。モンスターの夢をみてずっと目覚めない大人の話

近頃は、朝起きたときのイメージが鮮明で、夢だったりをハッキリ覚えている。今日はドイツのロックバンドCANの1stアルバムのアートワークで目が覚めた。 そう言えば、これは誰の絵なんだろう。ロック・アルバムの表紙は、ぼくにとってアートへの入口だった…

師とヴィジョンと友達が人生の3つの宝。これから出会う友達のために。

夢をみた。どうにもうまくいかない状況で、もっとよくするために、部屋をひとつ借りたが、結局必要ないことに気がついた。目が覚めて、物事を好転させるために、何かをプラスする解決方法をやめることにした。 仕事をつくりたい。どうしたら自分の好きなこと…

空き家解放の考察に関するノート2

新しい物件の空き家再生を計画するために津島にいった。物件は元呉服屋で400坪もある敷地に展開するお屋敷。小さなアパートで生まれ育った自分は、大きな家に住みたいと夢見てきたけど、こんなに大きな家は必要ないとついに思えて、可笑しくなった。オーナー…

空き家解放の考察に関するノート

昨日、夢で壁を登る男が言った。「もっと計画的にゆっくり登るんだ。」なるほど最近は、なんでも思い付きを行動にしてトライ&エラーを繰り返してきたけど、もしかしたら、完全犯罪のような計画的な実行の仕方もあるのかもしない、と目が覚めて気がついた。こ…