いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

特に予定のない日は生活をする。なんでもない1日が最もクリエイティブな時間。

誰に頼まれるでもなく、仕事でもなく、対価もなく、生まれたままに与えられた純粋な時間をどう使うのか。朝、起きてストレッチ。隅々まで意識を通わせ自分の身体を感じる。筋肉を充分に伸ばして、腹筋と腕立て伏せで目を覚ます。40分ほどのランニングに出…

家との対話。古家が教えてくれる自然の在り方。

「家」とはなんだろうか。古い家を直しながら暮らす生活をして、2件目の家で考えてしまった。築80年の長屋と、江戸末期に建てらた町屋では、家の種類が違う。 中津川の古民家を管理する青山さんのご両親のやり方から学ぶことがあった。「家を綺麗にしてお…

森と古民家、キャンプ場開拓計画

朝7時30、ローリング・ストーンズのアルバム、ベガーズバンケットを聴きながら車で岐阜県中津川市に向かった。1曲目「悪魔を憐れむ歌」が流れていた。 財布を忘れたことに気づいて、免許証がないと言うと、チフミが「取りに戻らなきゃ」と。心の中でこのま…

ぼくは全然違う。人とは違う。何も同調する必要もなく、どんどん毎日、変化していく。

今日は制作に専念する日。とは言え、秋に滞在制作予定の土地のオーナーに会う約束がある。 朝から昼まで、パピエマシェのウサギとクジラを制作して、打ち合わせに行った。オーナーは、前回の展示で知り合い、生活芸術というコンセプトに共感してくれ、建物や…

まちにアートが溢れていくアート化計画、進行中。

旧家具屋さんの雨戸を修理しようと、facebookで、軽く呼びかけ人が集まった。企画者のアイディアで裏を白くしてキャンバスにしよう、と。アーティストに絵を描いてもらおう、と。日常のなかにアートが浸透していく。古い家を直すことが、アートの場をつくり…

「つくる」は誰のためでもなく自分のため。だから1日のなかに空白の時間が必要。純粋な創造空間を求む。

朝は集中できる。庭から木を取ってきて、パピエマシェの材料にする。木は動物をつくる骨になる。 6月から入居者が決まったルミエール実験住宅に家主の水谷さんが作業に来るので会いに行った。9月に水谷さんとアーティストの高畠愛子さんが実施するアーティ…

「走る」は身体と思考のメンテナンス。気持ちが淘汰されて身体は搾られリフレッシュする。

昨日は早起きをして、カヤックをやる場所を調査しに行った。車で30分ほどの馬飼大橋。木曽川がせき止められて湖のようになっている。ここで遊ぶには、カヤックを2人乗りに改造しなければならない。 嫁に明日カヤックを改造しよう、と言ったら「他にやる事あ…

「忙しい」はいかなる状況でも言い訳にしか過ぎない。やりたいことをやるために「忙しい」は必要ない。

1日にあった出来事を記録する。仔細な会話やアイディア、計画や閃き。日々の思考は泡のように浮かんでは消えていく。慌ただしい時間の中に流れて消えてしまう。だからこそ拾い集めて記録する。 5月から住み始めた江戸時代に建てらた空き家で目を覚ました。…

パラダイスの向こう側に道がある、ロックンロールが教えてくれた。

初めて伊勢を訪れた。2丁目パラダイスというイベントスペースで、バンドのライブをした。バンドは20年近く続けているNOlNONE。好きな音楽を全部放り込んだら、特殊なサウンドになった。パンク、ハードコア、ヒップホップ、ジャズ、テクノ、ロックンロール…

毎日の仔細な出来事を採取記録して明日をつくる。そのためにぼくは書く。

昨年から岐阜県中津川市の古民家を活用する方法を探ってきた、青山さんと打ち合わせした。ぼくは、この家ために同じ市内の加子母での木の伐採のワークショップに参加し小屋をつくった。ここで繋がった杣人(きこり)の協力を得て、古民家の裏山で木の伐採の…

空き家再生【ルミエール実験住宅】参加者募集中。

ついに第1章が終わった。2013年、ヨーロッパとアフリカを旅して、さまざまなライフスタイルと遭遇し、ザンビアで泥の家を建てたのをきっかけに、自分が勝手に編集した世界のライフスタイルを日本で実践しようとスタートした冒険=生きるための芸術。 まずは…