いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

貧しいは幸せなのか?

正直なところ、ぼくは貧しいと思うことがある。欲しいモノはいつも買えないし、贅沢な暮らしができる訳でもないし。なぜなら、アート作品をつくって売るのが唯一の収入だから仕方ない。そんなにたくさん高額で売れる訳でもないから、どうしたって質素な生活…

裏山に発見した原初のカタチ

いま住んでいる古民家の裏には森がある。この辺りは岩の採掘場があるので、もしかしたら、裏山にボルダリングをやれる岩があるかもしれないと期待して探検に出かけた。裏山の山道を歩くと、それが道なのか水の流れた跡なのか、分からなくなる。人の痕跡をみ…

日常を旅する技術

毎日はあまりに単純だから、ただありのままに言葉を記そう。今住んでいる中津川市高山のことをあまりに知らない。そう気がついたので、今朝は走ることにした。 新しい土地に行って、その環境を知るには走るのがいい。日常という生活のなかにある景色に接触で…

生きるための活動=理想の生活

夜10時。1日の仕事を終えて、これを書いている。 約一週間、東京に出稼ぎに行ってきた。ある閉店するボルダリングジムのマットを別のジムに運び、そのジムのマットと入れ替えるという難易度の高い仕事だった。深夜12時に始めて終わったのは昼の12時。…