いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

身の回りにあるもので充分に生きていけるのだとしたら、ぼくたちは何を望むのだろう。

ぼくたちは、うまれて死ぬまでの中間に生きていて、ゆっくりと死へと接近している。今日という1日が朝から夜まで回転するように、月火水木金土日とぐるぐると、春夏秋冬と季節が過ぎて、そうやって今年から来年へと時は移り変ろうとしている。ぼくがいつ死…

自分で考えて行動する。その行動に対価がうまれて生き延びる

もうすぐ2019年が終わる。2020年になる。そんな未来のことを子供の頃には想像もできなかった。自分がどんな風に生きたいのか、どんな職業にも興味を持てない子供だった。世の中の職業的なことに特技がなかったから、会社員という漠然とした選択肢し…

生きるための技術/自分と会議する。

金曜日、北茨城の改修している廃墟の映像作品のため、撮影チームが来てくれた。20年来の友達、木村輝一郎。インタビューでは、今の取り組みについて話して、質問されることで、構想と妄想が暴走して、伝わらないところも発見できた。毎日妻と二人で制作して…

生活芸術空間では、みんなそれぞれが生きるための芸術家。望む自分になればいい。

毎日、新しい状況になっていく。自分が日々、取捨選択してきた結果が、日常に組み込まれていく要素たちが、生活にリズムを与えて、新しい生活圏に突入している。例えば、アートで生きていくと決めたことや、妻と一緒に作品をつくることや、北茨城の限界集落…

作り続けていると言葉がない

作っている 毎日を 偶然に 出会うモノたちは 捨てられたモノたち けれど 役割はまだあって 生きている 家もモノも土地も 木も虫も ぼくらも ただ 生きていたい