いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

消費者になるか、提供者になるか。人を信用するべきなのか、する必要はないのか。

家を改修しながら暮らす、未体験の連続の日々で、毎日疲れ果て温泉に行っては、すぐ寝る日で気がつけば1週間、日記を書いていなかったから自分と向き合う暇もなかったようだ。 うっかり罪を犯した話今日は温泉に入っていると女湯から女性一同の声に「誰か入…

今年の秋は長く、春のような陽気で暖かかったが、今日から一変して寒い雨になった。冬がやってくる。

10月20日に津島市に来たので、ちょうど1ヶ月が過ぎた。毎日空き家を改修して、できないことに挑戦して「家」というモノと向き合ってきた。これから提唱したいのは「家は道具」だということ。 ぼくらは、望む未来のために変わらなければならない。ひとり…

【時代は変わる】闘うのではなく感じること、競争ではなく我が道をいくこと。

3.11は、日本社会、経済、暮らし、のみならず未来までを、社会が描いていた未来予想図を変えてしまった。この時代に生きる多くのひとを不安に陥れている。 ぼくは子供の頃から漫画やアニメや映画に親しんできた。80年代から90年代に渡りアニメや映画は、…

いまいるべき場所-非常識な生き方「バガボンド/エグザイル/ノマド」

未来について考える。中津川の古民家を活用するために助成金を探したい。仲間と考えた「生活芸術館」を実現したい。 三角形の構造体をつくるために新しく卓上丸ノコを買った。ところが、左右45度までしか切れず、60度まで刃が傾けば30度の鋭角がつくれ…

未来はぼくらの手の中に。想像すればイメージを持ち続ければ現実になる。

まるで登山のようで、しかもまだ途中の。家の梁をジャッキアップして、荷締機で梁と柱を引っ張って、家がミシミシと音を立てた。 津島の長屋再生の目標は、耐震化を専門家のチカラを借りずに自分たちでやることだ。なぜなら、ほんとうに家主の側に立つサービ…

ひとが諦めたことを考えて成功させること。

家主ことMr.Kevinが津島の長屋に来た。溢れるアイディアを抱えて。趣味は「ひとが諦めたことを考えて成功させること。」今回のミッションは、家の傾きを直す「よろび起こし」をやるためだ。ジャッキアップと足場サポートと荷締機を駆使して。 Mr.Kevinは「家…

運命とは約束されていないこと。であれば、コラージュで発見した技術、セレンデピティはまさに出会いに導かれる旅人のように、偶然を繋ぎ合わせ運を掴むテクニック。

偶然が重なって、危ういまま道が拓けていく、この「運命」とやらをコントロールできないだろうか。例えば、ポーカーのような偶然性を孕んだゲームのように。運命を操るには、ゲームに勝ち負けがあるように、テクニックが要求される。 生きていて運命に翻弄さ…

【糞を循環すること】つまり、エコなんてファッションで100年前はそれ以上の循環を人間は日常的に行っていた話

写真は中津川の古民家からの眺め。こんなに自然豊かな場所でも、家主は「すっかり自然が変わってしまった。」と言う。昔は、ここの用水路でシジミが取れたそうだったが、森を伐採し、後から植林した木では地中に水を蓄えることができず、全体のバランスが変…