いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

そこにあるもの。スタイルをつくること。

また札幌で神社改修をしている。前回、伐採した木を削って、柱に被せる柱を作っている。「そこにあるもので作る」という自分のスタイルに従って。 22日がフィンランドのレジデンスの締め切りだった。フィンランドからぼくのレジデンスに滞在に来てくれたヨハ…

「仕事する」と「表現する」のあいだで

「仕事する」と「表現する」のあいだで、ぼくは暮らしている。軸は表現にあるつもりだけど、仕事がこっち側に入ってくる。だからその量を調整するのだけれど、純粋な自分の時間が減っていく。自分の時間とは世の中から放っておかれるときに持つことができる…

自然/生活/社会。このバランスを欠いているもの。ぼくの暮らしも街も。

文章にまとめることができない。そもそもまとめることが間違っている。うまくやるべきという圧が機能してしまう。シンガーソングライター早川義夫のアルバムに「カッコ悪いことはなんてかっこいいのだろう」というタイトルがある。 日々起きている出来事のな…

生活を紡ぐ。糸をつくる。

夏から秋に季節が変わった。やっと落ち着いて草刈りできるようになった。朝草刈りをしながらカラムシを探して、気がつくと切ってしまっていて、ようやく太く伸びた2本を刈り残すことができた。 10時に画家の先輩が展示の打ち合わせに来る約束で草刈りを終わ…