いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

家の改修からアートギャラリーへ、生活芸術の試みについて。

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津島で家の改修をすると同時進行で、アート展示の準備をしてきた。築80年の家から出た廃材を利用して箱をつくった。ギャラリーの天井まで届くほどの数、41個をつくった。

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嫁のチフミが箱を展示したらどうかとアイディアを出した。
箱かあ、アート作品になるのかと疑いながらも、展示の締め切りに向けて、家を改修しながら、箱作りの準備をしてきた。

12月1日に材料を積んで津島を出発して、その日の夕方に東京に着いた。

津島の大家さんMr.Kevinは、ぼくらとの活動を「ハリーポッター」と例えた。つまり夢のような時間を過ごしている。

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12月4日までは、とにかく箱と夏からつくっていた5体の狼を制作し続けた。思えば10月20日からずっと働いてきた。働くことがあるのは、人ために動いていることで、社会からニーズがあるってことで、字の如くだ。

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12月4日に高円寺のギャラリーに作品を並べ、ぼくたち夫婦、檻之汰鷲の現在進行形のアートのカタチを展示することができた。

ぼくたちは、生活芸術というコンセプトで使えるアート作品をつくっている。展示した箱はゼロ円で来場者は好きな箱を選ぶことができる。つまりアートを自分ごととして参加する展示。昨日のオープニングでは、そういう空間をつくることに成功した。

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夫婦で作品をつくる
コラージュ・アーティスト
檻之汰鷲(おりのたわし)
http://orinotawashi.com/