いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

生活芸術- Art of everyday life

モノが生まれるとき

すべてをひとつにしていたものが、それぞれの器官として動き出す。すべてをひとつにすることはカオスであり、それを秩序づけることはユニバース。思考は自分の内側で起こるから無限であり実体もない。それもまたユニバース。

カオスとは混沌とした全体で、ユニバースとは秩序ある広がりと解釈する。人は大地のうえに生きる。その活動を支える小さな頭のなかにカオスなりユニバースを持つ。生きるまま流れるままにすることはカオス。こうして文章を書くことはユニバース。

炭焼きのために木を切っていたら、その丸太が椅子になると閃いた。座るという行為を支える道具。自然というカオスのなか、生きるための活動が切り拓く閃き。異なるモノ同士が、パースペクティブを超えて結びつく。

 

生活芸術- Art of everyday life

生きるための芸術、生活芸術、サバイバルアート、ランドスケープアート、環境芸術、など、コンセプトを作りながら作品をカタチにしてきた。その時々、自分がしていることを理解するためのツールだったから、分類もそれぞれの違いも明確にしてなかった。けれど、炭焼きの作業をやっている途中、切った木を椅子にできるな、と閃いた。つまり瞬間のうちにランドスケープアートからサバイバルアートから生活芸術へと展開した。同じようなことだけれど、それぞれが身体の器官のように機能していると気がついた。

I have been making concepts, example A life for art, Art of everyday life, Survival art, Landscape art, Environment art which were tools to understand what am I doing. So I didn't classify and make clear each concepts. But when I doing charcoal making, an idea which I can make a chair comes to mind. In an instant it evolved from landscape art to survival art to art of everyday life. It's means, I felt each concepts were working like each body functions.

生活芸術は、生活に必要なものを身の回りの素材から創作するプロダクトラインになった。今回は椅子だけれど、彫刻であり、オブジェでもある。彫刻の魅力は、そのカタチ自体だけでなく、その存在が空間を彫刻するところにある。カタチが置かれることによって、そのアウトラインは空間側に属して空を彫って刻む。伝わるだろうか。このプロダクトラインは、手をできるだけ加えず放す。目的は野生を生活にインストールすること。

"Art of everyday life" had became product line which create from around myself materials for needs everyday. This time, It was chair, at the same time it's statue and object. Attractive of statue is not only form also its carving the space. Do you know what I mean?  As possible as I do nothing and release as a nture. It aim to install wild in everyday life.

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