いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

いよいよ制作へ。何ができるのか。想像から創作。

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今日は、何処にも行かないと決めて家で制作に集中。ニューヨークの空気にインスパイアされた作品のアイディアをカタチにしていく作業。まずひとつ目は、変形パネルのコラージュ。パーツを3つに分けて、部分ずつ制作。

昨日買ってきたアクリルシートでストリートの壁から剥がしてきたポスターをカバーする。大量のメディウムをアクリルに塗って、皺くちゃのポスターを貼り付けて、重しをしてあとは待つだけ。

次に同じ作品の2つ目のパーツ。「畑」と読んでいるアクリル絵具を流したシートをコラージュ。鉱物にみえるように。

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昼になると有り合わせの材料でチフミが食事をつくってくる。毎日のこと。感謝。こんな辺境の地で、生活できる無茶苦茶なライフスタイルを許してくれる嫁に感謝。

ところで東京生まれで都市で育ったが、ニューヨークの狂いっぷりには驚いた。エネルギーの量が違う。この街に呑み込まれて登ってみたい欲求が沸いてきた。この街で勝ち上がることは世界基準になる。
そのニューヨークに通用する作品がつくれるだろうか。それがすべてだ。