いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

つくるためにつくらない

日々変わっていく今日を生きている。作品をつくるという課題を自分に与えながら、それでも作品をつくるためにつくらないように。「つくるためにつくらない」とは、作品が発生する環境をつくるという技法へと向かっている。ぼくが発案するものではなく、作品…

10年やれば夢は叶う。だから次の10年を夢見る。

週末、都内でバンドのリハーサルをしてそのあと久しぶりにパーティーに遊びに行った。パーティーというのはシークレットで、むかしフェスの仕事をした先輩や仲間たちが開催しているDJイベント。音響屋さんをやっている先輩の倉庫が移転するということで、そ…

バンド。異なる者たちの共同体

「バンド論」という本に出会った。サカナクションの山口一郎さん、くるりの岸田さん、bonobosの蔡さん、サニーデイサービスの曽我部さん、クロマニヨンズの甲本ヒロトさんのインタビューが掲載されている。文字通りバンドについて語られている。バンドとはロ…

水が流れるように生きる

流れていく時間のなかで生きている。流れる時間のなかで人と自然と関わり生きている。いわゆる社会からは離れている。社会から離れた里山は価値を失いつつある。貨幣価値として。だから、ここにあるものを利用してアートを表現している。アートとは技術であ…

社会を変えられないとしても自分の目の前は変えられる。

表現するということ、何かをつくること、それが大好きで10代から続けてきて、もうすぐ50歳になる。成功もしてないし、何かの途中なのだけれど、結果が出るのは死ぬときだから、その過程に考えたことや、経過を記録しておくのは何かしらか意味がある、と思っ…