いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

One of these days 8

4月4日(水)
7時30分、起きる。
英語を勉強しなきゃと思っているので、外国の友達にメール。
勉強でなくでも英語は実践できる。

パピエマシェの師匠Tom Campbellが、10月に北茨城市で滞在制作。ほぼ決定。外国の友達に日本を見せたいと思っていた夢に近づいてきた。

 

ザンビアのカリノシから、小屋の屋根を葺き替える、と連絡があった。ザンビアにぼくらの家がある。またザンビアに行きたい。

ぼくには夢がある。
ハイエースザンビアに届けたい。タンザニアダルエスサラームから、ザンビアのカリノシの家まで陸路を走らせ。冒険。


カリノシに車が欲しいかメールで質問。


Arigatee に移動。
花見BBQの準備。

北茨城市富士ヶ丘、10世帯ほどの地域揚枝方の方々が参加。ほぼ70代。その世代の話を聞くのが最近の楽しみでもある。

 

むかしの生活の話を聞く。
牛、馬、ヤギ、ウサギ、鶏がいた。
子供はターザンと言って木から木に飛び移る遊びをした。
山の方に鉱泉がある。

地域に湧き水がある。
そこにクレソンがいま生えてる。
これはサラダに持ってきてくれた。

 

森を再生したい話をしたら、ぜひやって欲しいと。活動できる森がみつかった。


竹も伐採して欲しいと。
竹を建築に組み込みたい。

 

伐採した木が放置してある。
使いたいなら持って行ってくれ。
何かに役立てたい。

 

田んぼをやって欲しい。
少しでもいい。なぜなら、田んぼに水を入れないと生態系に影響が出てくるとのこと。5月からやれればと思う。

 

改修したいと思っていた神社がある。話をきくと観音堂だった。観音さまは、お堂が古くなったので、雨情記念館に保存してあるとの話だった。やっぱりお堂を改修したい。

 

11時から15時まで地域の方々が楽しく語ってくれた。この地域で必要なことは、日本全国に必要なことだと思う。

 

17時帰宅。
今週納品の作品づくり。
自然物を組み合わせ現れカタチを削ったり、足したりして、何かに見立てる。アンバランスな岩に二羽の鳥がいる。北茨城にいる鳥に仕上げる。着色は筆で塗らない。絵の具を流したり、浸したり、飛ばしたり。偶然を重ねて、鳥の模様をつくる。失敗の果てに完成する。

やりたいことを記録しておくと、チャンスを見逃さない。やりたいことを知っていれば、今日の行動が見えてくる。