いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

One of these days 1

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朝5時30に起きた。
パスポートの有効期限が切れてるので、戸籍謄本が必要になって急遽、池袋の豊島区役所に行くことになった。4月にアメリカのボストンでアートイベントに参加することになっている。

午後に北茨城市に戻り
市役所で、経費の書類を提出。

旋盤を譲ってくれるという連絡が来た。明日朝、高萩に取りに行くことになった。チフミは、いつか旋盤が欲しいと言っていたけど、もう叶った。

市役所からArigatee に移動して、北茨城市のアート施設に展示する作品の準備をした。自然にあるモノを組み合わせてスケッチする。

チフミは、アート技術を使って、いろんな場所で同じ取り組みをしたいと話した。連続する何か。

チフミが移動中、最近読んだ本のアリの話しをした。2割が働き、2割が働くアリのストレスを吸い取って動けない犠牲アリで、6割が働いているフリをしているらしい。もしかしたら、人間も同じかもしれない。常に2割に弱者を必要としている。

日立市工務店の海老沢さんに、木の皮を剥いで、立ったまま乾燥させる技について質問メールをした。24歳大学院で地域資源の再生エネルギーを研究するアラタくんと、新しい取り組みを始める準備。

Arigateeに戻ると、チェンソーアートの平さんが、午前中に来て作業をしていった様子。チェンソーアートでつくったオブジェを北茨城の街に点在させたい。

夜、夕飯のあと、北茨城市のアート施設に納品する作品の作業を進めた。

一日に起こるエトセトラは、アートの素材になる。アートとは生きるための技術。宮本武蔵は「日常が戦場であれば、戦場が日常になる」と書いている。生きるための芸術は、いわゆる芸術よりも広義な技術として実践していく。ひとりの実践が社会全体の幸福になるように。One of These day は、何でもない一日のなかに種を撒いて、人生をつくるためのメモ。

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生活芸術家
檻之太鷲(おりのたわし)

ORINOTAWASHI | Painting, Collaging, Sounding, Diving, The Artist ORINOTAWASHI is.