朝起きると晴れていた。海に行くことにした。外に出ると、
「サーフボードあったけどやってるの?」
と話しかけてきた。
「やってると言っても、つい最近始めたんです」
「わたしも30年位やったよ。
「ちょうど、足の甲にフィンが当たってケガしたんです」
「波に飲まれたら、
降ってきた天啓のような貴重なアドバイスを頂いて海に出た。
帰り道、新しい浜を見に行った。新しく見る場所はすべてが新鮮。
浜を後にして、家の裏にある苗屋さんに寄ってトマトとキュウリの苗を買った。
「大地を耕して食べ物を手に入れる」行為は、人類の歴史のなかでは、それをしなければ死んでしまう労働だったのだけれど、近現代では、それをしなくても生きていける層が増えて、やり方を知らない人間も増えている。ぼく自身がそうだ。大地を耕して食べ物を手に入れるという技術こそ、生きるための芸術で、この時代には新鮮なアートとして提案できると思う。どう何を表現して見せるのか。それ次第では。そんな思いも含めて土をイジりはじめた。
市役所から、ふるさと納税の相談があると連絡があって、市役所に行くことにした。北茨城市のふるさと納税の返礼品として、
市役所で茨城空港のチラシをみつけた。
アトリエに戻って、二ツ島の波の絵を完成させた。
夜は、今年のフジロックフェスティバルでBarをやる準備のために、
調べてみると、麦芽50%以下だったり、
世の中はどうでもいいことに、いくつもの線を引いて分類して状況を複雑にする。そもそもタバコなんかも、家でつくって販売していた。それもいつの間にか日本ではやらなくなった。やらなくなったというか規制された。ビールひとつににしてもこう複雑なのだから、
もっとバカでいいと思う。愚直で単純になりたい。ルールや社会が引く線に気がつかないほどバカのままでいい。
ビーチボーイズのアルバム「surf's up」を聴いて寝た。