いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

世の中の現実がぼくの日常を超えてしまった。

本を書きたいと思ったのは、28歳のとき。それからずっと書いている。何かしら。ようやくカタチになって今年の5月に出版流通されたのが「生きるための芸術」。考えてみれば10年以上。とくに誰にも認められないけど続けた。継続はチカラなんてものじゃな…

見えなくても伝わらなくても結果が出なくても評価されなくても、大切なモノコトがある。

友達から「家に木材がたくさんあるから、使わない?」と連絡があった。 行ってみると、友達の亡くなったお父さんが銘木を集めていたらしい。珍しいカタチと模様の木だったのでいくつか戴いてきたのが7月の頭。で7月の20日頃、お客さんが家に泊まりに来る…

同じ今日はない。毎日を違う今日に。

自分に聞いてみる。「何がしたい?」ぼくは答える。「世界中の人に出会い、人間をもっと知りたい」 行動力さえあれば、いますぐ、したいことはできる。同じ毎日のようだけれど、毎日を違う今日にもできる。1日をその日に完成させる。明日はない。今日という…

知ってる道、知らない道 生きるための道。

朝、走っているとき、ふと、いつもは気づかない道をみつけた。どこへ続くのか分からない階段がある。走るのをやめて、階段を登ってみた。落ちていた木の枝で蜘蛛の巣を掻き分けながら、自然に飲み込まれて消えようとしている道を歩いた。予測不能な気配にド…

お金も家も仕事も幸せハッピーに生きるための道具でしかない。

昨日、テレビ神奈川の番組に出演してたくさん話したのだけれど、それでも言い足りないことがある。だからここに書いておく。 ぼくは嫁と2人でアーティスト檻之汰鷲(おりのたわし)になる。嫁と夫。女と男。男は女を必要とし、女もまた然り。夫婦として共に暮…

それでも夏はやってくる。ワクワクして寝れない子供たち。

海水浴場にペットボトルのSUPを持っていき、ライフセイバーさんと海水浴場を開いている市の担当者に相談すると、手作りSUPの試乗会を11日、12日、13日の連休でやってくれることになった。小学生以上を対象に開催され、述べ30人ほどが体験してくれた…

ペットボトルの筏は現代アートになるのか。

ペットボトルで筏をつくった。ぼくはこの数年、舟をつくりたかった。北茨城市で、和船に出会ったけれども、その重さに怯んでしまった。仮に木材で和船をつくっても、運搬もできないし保管場所もない。もう少し、やるべき理由が重なるまで保留にすることにし…

多くの人が経験しているだろう「商売」について、改めて社会を動かすチカラを持っていることについて。

多くの人が経験しているだろう「商売」について、ぼくは今年、フジロックでBARをやって、生まれて初めて体験した。 BARとはお酒を仕入れて、コップに注いだり、カクテルをつくったりして要するに仕入れ値の何倍かで売ることができ、目の前で錬金術のようにお…