いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

創造が消費を超えたとき、想像が人生をつくるようになる

やりたいことがあり、それに向かって進んでいて、ときに疲れることもある。そこで、自分を動かしてこそ、すべてが動く。週末の空村ツアーが終わり、明けた月曜日の朝、重い頭と身体をようやく起こす。朝のこのミッションをクリアするだけで、一日の勝負は半分以上決まる。いまはアルバイトという強制力が働いているが、もっと自然に目覚めることができないだろうか。

2015年は、ぼくの未来ではない。たくさんの人にとっての未来になりたい。ライフスタイルをつくるという冒険。

昨日ツアーのラストに空村メンバーと空き家改修のプランについてミーティングした。まさにぼくが登ろうとしている山の入り口がみえてきた。計画。生き延びためのデザイン。

空き家改修のデザイン
材料と技術について
道具の購入
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運営-
設計-
計画-
屋根-
資材-
水回-
電気-
技術-
出版-

家を改修するために上記の項目が必要だが、そのほとんどの仲間が揃いつつある。出会いは縁だ。ぼくにはできないことがたくさんある。人から学ぶことでやりたいことをカタチにする。これが冒険であり未知の領域にチャレンジすることだと伝えたい。なぜなら、素人が改修する。「家は自分で直すもの。生活は自分でつくるもの。」これを常識にしていきたい。

ぼくたちは、国を支える労働力として生まれたのではない。ぼくたちの豊かな暮らしを支えるために国はつくられた。意味を書き換えて、歴史を変えていく。

朝起きてしまえば、イメージは溢れて仕事が始まる。ぼくの場合は、積み重なり消えていく出来事とイメージを拾い集めてスケッチする、つまり書く頭の中から取り出すことだ。このブログのように。自分が生きてきた過去と生きていく未来を現在に刻んでいく。すべては、ここからつくられる。

夫婦で作品をつくる
コラージュ・アーティスト
檻之汰鷲(おりのたわし)
http://orinotawashi.com/

生きる芸術のための生活者
石渡のりお
norioishiwata@gmail.com