いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

生きる技術から生きる美術へ。人生は、肩書に関係なくすべての人が道の途中。立ち止まらなければ、美しくなる。

気がつけば、2拠点居住をしている。東京板橋区と愛知県津島市。津島では、300坪の敷地にある4つの建物を再生しようと企んでいる。最近では、よくある話らしい。「空き家再生」「リノベーション」「町づくり」しかし、誰かがやっていようが、よくある手…

芸術が自然に接近するための技術であるなら、生きる芸術とは、自然により近い暮らしを探求すること。

旅をした。生まれ育った東京を離れ、空き家の構造模型をつくるために愛知県津島市の築80年の長屋に滞在しながら、同じ津島市の築100年の町屋の庭の草むしりや部屋の掃除をして、2週間後には岐阜県中津川の古民家に1泊して、旅の途中で買った中古車で…

どうして、檻之汰鷲は、こんなライフスタイルを送っているのだろうか。「よく奥さんが耐えられるね」と言われてしまう暮らし方について。

よくある会話ー自己紹介。石渡さんは、何の仕事をしているんですか。 「絵を描いて売っています。」「画家ですか。」「画家というか、いろんなタイプの作品をつくるのですが、コラージュという手法で、嫁と2人で活動しています。」「絵だけで食っていけるん…

ここ数年の採集した生きる芸術のための口伝・秘伝書‐ピカソ、宮本武蔵、千利休から学んでいること

「できないことをやれば、どうやればできるのかが分かる」とはピカソの名言で、数年前から、この考えを信仰している。今回の津島滞在の目的でもある建築構造模型を朝からつくった。先月に2日間費やして1/20の図面をつくり、床下の基礎を調べた。模型に…

空き家に暮らして、その経験から何が必要で何が足りないのかを明らかにしてみる試み。

いよいよ新しい旅が始まった。いくら準備をしても、その一歩を踏み出さなければ旅は始まらない。逆に言えば、踏み出しさえすれば、準備なんか必要ない。土曜日の夜から、愛知県津島市の半年付き合い続けてきた築80年の長屋に滞在している。少しづつ掃除を…