いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

空き家を巡る冒険のスタート地点。日本中に点在する空き家に滞在して旅する計画の話。

どうやったら理想の暮らし=「生きる芸術」が実現できるのかそれは、いまの社会に対して信用も納得もできないからで、だから根本的なところから思考と試行を繰り返して自分の現実をつくろうとしている。ずっと考えている。 ここ1年間、家主さんと話しながら…

仕事と仕事の合間に、自分の仕事、未来の仕事に取り組んでいる。

「仕事」と言っても、様々なカタチがあるいまの時期の仕事は、フェスティバルの制作。中学生の頃に、父親に観せらたウッドストック(映画)の影響で、それがまんま憧れとなり、仕事になった。 一方、自分の仕事とは、誰に頼まれた訳でもなく、やりたいことをど…

Tarminal /晴海客船ターミナル

名づけようもない徒然なる日々の記

忙しいとは、心を亡くすと書く生活のために仕事をする。仕事をするために人に会う。出掛ける時間が増えると我を失う。ぼくの場合、こうして出来事や考えを採集記録する機会を見失うことが、我を失うことに他ならない。 自分に向き合い、その声に耳を傾ければ…

木造建築という失われつつある日本の技術に魅了され、保存と学習に努めている。

長屋の模型をつくるために、木曜日の夜から津島市にいった。長屋のオーナーに依頼されて、木造建築の構造を把握するためにやってみることにした。「できないことやれば、どうやればできるのか分かる。」とはピカソの言葉。木造建築の耐震構造は失われた技術…

生活を消費から生産へと逆転させる発想

始めるに遅いなんてことはないこうして出来事を書くようになったのは、3年前に一発試験の独学で自動車免許を取ったのがきっかけだった。移動や空いた時間に勉強するようになって、メモを取るようになって、やがて日々の出来事を採集するようになって、時間が…

古家採集活生計画のための調査。第ゼロ回目。

家から徒歩15分に発見した古家の調査にいった。ぼくが住む東京板橋区にもこんな光景がある。 西台不動尊の隣接する植物に覆われた家。緑の奥からテレビかラジオの音が聞こえてくる。黒い穴のなかへ入って、「こんにちはー!」と呼ぶも返事なし。気がつけば…

人間が作り出す生活の宇宙に出会った。それはまさに人間の巣だった。

うまくいくことも、うまくいかないことも、すべてはタイミングで、過ぎてしまえば映画のワンシーンのドラマのようで、その瞬間ごとに選択している自分の行動や発言が現在をつくっている。何事に於いても後悔はしたいくない。やるべきことがある本来、そんな…