いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

生活芸術日記2022.0522

バンドのメンバーから曲が送られてきた。都内でスタジオに入って演奏を録音したもの。20年以上も同じバンドをやってきて、やっと自分たちの音楽がつくれるようになった。自分がもっとも長く続けている表現活動がバンドだ。ぼくは詩を書いて歌っている。メロディのある歌ではなくコトバを扱っている。10代のときにパンクバンドのコピーからスタートしてすぐに詩を書くようになった。つまりぼくはずっと詩人だった。

大学の先生のfbの投稿で「あたらしい野生の地ーリワイルディング」という映画を知った。オランダの干拓した土地でどうにもならなく放置されていた土地に動植物を放ち野生化するという計画。その45年後をドキュメントした映画。どうやら個人上映も受け付けているので、問い合わせメールしてみた。

ぼくが今暮らす里山ではかつて地域の人たちが協力して水力発電をやって発電して生活していた歴史がある。当時は幻灯機による上映会もしていたとか。それをリバイバルしてみたい。この里山とこの映画は何かが繋がるような気がする。

友人に贈るプレゼントを木彫でつくりはじめた。木彫なんてまともにやったことはないけど材料と道具はあるからなんとかなる。けれども時間はかかりそう。間に合うか。それをしなければと思うけれど、夜は企画書づくりになった。