いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

生活芸術日記2022.0503

f:id:norioishiwata:20220508152327j:image

愛知県での展示設営から一日在廊して、妻の実家、長野県岡谷市に戻ってきた。まるで記憶巡る旅のようだった。

7年前、空き家に暮らしたくて、探していて巡り会った津島。妻が案内状を郵送してくれたおかげで、津島で出会った人たちと再会した。

シンガーソングライターの真野さんは、移民問題に取り組んでいてシェアハウスを運営している。社会の問題に取り組むことは、まさに問題そのものをテーマにするから、問題と常に対峙することになる。社会は課題や問題だらけだけど、問題や課題自体ではなく自分自身のなかでそれらに取り組むことはできないのか。

絵を描くことに取り組むのではなくて、絵を描くという行為の源流に遡る。人類が絵を描くことの原点は何だったのか。だとすると、移民問題の原点はどこにあるのか。