新しいことを体験すると、言葉にならないことがある。それってほ
きっかけは、昨年12月に有楽町マルイの個展で、お笑いの「よし
ぼくは、ずっと音楽に惚れ込んでいたから、正直なところ、芸人さ
ぼくが出会った芸人さんは佐久間一行さん。佐久間さんは、展示のイベント企画の最中、会話や状況のあれこれを拾って「今」を楽しい空間に変えていた。
何これ?
驚きだった。
当たり前過ぎて
技術に見えない技術。
でも確かにそこには技がある。
何だこれは!?
今週の16日。
佐久間さんの縁で知り合ったリサちゃんに誘われ、生まれて初めて
高尚な伝統芸能なんだろうけど、ぼくにはとても庶民的なものに感
身振りとセリフ。
衣装や色。
つまり、舞台芸術。
生活を極度にデフォルメした世界観。
日常を楽しくする芸術。
ちなみに歌舞伎の発祥は、1600年ころに遡る「かぶき踊り」。
テレビの文化は世代的に、あまりにも当たり前に存在していて、そ
歌舞伎から現在のお笑いに通じる道にも、何かしらかのアートを見
お笑いって、どんなものなのか。週末、福島県白河市で開催されたよし
お目当ては、展示でコラボさせてもらった佐久間一行さん。
全部で6組がライブをやって、基本マイクと身体だけで表現する。
目的は笑わせること。
至ってシンプルなこと。
老人から子供までを笑わせる。
何だろうか。
まだ言葉にならない。
もちろん、アートとはジャンルが違う。でも同じ表現者として、ぼくも老人から子供までを楽しませたい。
この日のイベントの最後に、出演した芸人さんのサインがプレゼン
中川家
佐久間一行
パンサー
ウーマンラッシュアワー
ライス
インポッシブル
テレビでよく見る芸人さんたち。せっかく佐久間さんのライブを観
なんと、佐久間さんが引いたらクジがぼくの席番号だった。
横でチフミがグラミー賞を受賞した女優みたいに喜んでステージに
2019年。
生活芸術に新しい流れがやってきた。
面白いって何だ
楽しいって何だ?
笑うって何だ?
生きるための芸術は
生きるための技術。
面白く楽しく生きるためなら
なんでもいい。
なんでもやってみよう。
続く。