いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

すべての雑草たちへ。だから信じて愛せよ、人生を。

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諏訪湖の周りを走った。昨日入稿した空き家の記事がアップされた。

古家採取活生計画:第5回目「空き家から始まる理想の暮らし」<前編> | ココロココ 地方と都市をつなぐ・つたえる

ぼくは何をしているのか、何をしたいのか走りながら考えた。

お金の為に切り捨てられた大切なモノコトを拾い集めて、使えないかどうか試している。

それは自分自身も同じこと。勉強ができた訳でも、人より優れたところがある訳でもなく、大手企業に就職したのでもなく、それでも好きなコトだけはあってバカみたいに夢中になっていて。簡単に言えば、楽しいことばかりを追い求めて生きてきた。社会からすれば、ダメな人間。ところが、好きなことを飽きもせずに続けていると状況が変わってくる。なぜなら、そこまでのバカは、あまりいない。

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むしろ、不安になったり諦めたり、周りの言葉に流されたり。そうやって自分の中にある大切な想いを捨ててしまい、やがて忘れてしまう。楽しむことを、その純粋な気持ちを失ってしまう。だから、飽きもせず続けていれば、それはそれでカタチになってくる。つまり「継続はチカラなり」。

貧乏だって、不器用だって、人付き合いが苦手でも、ヘタクソだって、好きなコトを大事に抱きしめて生きていけばいい。つまりは愛だ。愛して止まない、誰に何と言われても手放せない何かがあればこそ。

愛することは競争ではない。湧いてくる想いを素直に受け入れれば、今日という1日、つまり今ここをスタート地点にすれば、自分を信じることさえできれば、何だって始められる。

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絵を完成させるのも
家族を幸せにするのも
仕事をやり遂げるのも
その愛と想いを育てられるのは
自分以外存在しない。