いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

独立独歩会議

雑草は自然を回復する大地のシステム

雑草に興味を持ったので調べてみた。wikipediaによると---雑草(ざっそう)とは、人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物のことである。---雑草は人間が自然を開拓して、自らの生活環境に適した空間に改造した箇所に自生する。逆に言えば…

すべての雑草たちへ。だから信じて愛せよ、人生を。

諏訪湖の周りを走った。昨日入稿した空き家の記事がアップされた。 古家採取活生計画:第5回目「空き家から始まる理想の暮らし」<前編> | ココロココ 地方と都市をつなぐ・つたえる ぼくは何をしているのか、何をしたいのか走りながら考えた。 お金の為に…

森と古民家、キャンプ場開拓計画

朝7時30、ローリング・ストーンズのアルバム、ベガーズバンケットを聴きながら車で岐阜県中津川市に向かった。1曲目「悪魔を憐れむ歌」が流れていた。 財布を忘れたことに気づいて、免許証がないと言うと、チフミが「取りに戻らなきゃ」と。心の中でこのま…

ぼくは全然違う。人とは違う。何も同調する必要もなく、どんどん毎日、変化していく。

今日は制作に専念する日。とは言え、秋に滞在制作予定の土地のオーナーに会う約束がある。 朝から昼まで、パピエマシェのウサギとクジラを制作して、打ち合わせに行った。オーナーは、前回の展示で知り合い、生活芸術というコンセプトに共感してくれ、建物や…

毎日の仔細な出来事を採取記録して明日をつくる。そのためにぼくは書く。

昨年から岐阜県中津川市の古民家を活用する方法を探ってきた、青山さんと打ち合わせした。ぼくは、この家ために同じ市内の加子母での木の伐採のワークショップに参加し小屋をつくった。ここで繋がった杣人(きこり)の協力を得て、古民家の裏山で木の伐採の…

貨幣価値を捨て、象徴価値を拾う【バベルの象徴】について

生きるためには、働かなければならないと当たり前に考えられている。日本の社会では、お金を手に入れないと生きていけないと考えられている。しかし、そのお金は生きるためにではなく、商品やサービスに費やされ消えている。気がつけば、消費のための労働シ…

やりたいことを考えた。素朴で欲のない美しい作品をつくりたい。

82歳の老人と立ち話をしたら、盲目のピアニストのコンサートで感動したエピソードを聞かせてくれ、また行きたいと言っていた。また鑑賞したいという気持ちを起こさせるほどの作品をつくりたい。その道程は長く遠い。 今日、家を解体した古材が出たと聞い…

人と人が理解し合える接点=「信頼」で繋ぎ合わさっていれば、相手の世界も共有できる。それをカタチにするもっとも簡単な技術が「感謝」。

生きることについて考えながら、嫁と2人で、アート作品をつくることや生活を芸術にすることを目指して、やりたくない仕事はやらないで、ひとの役に立つことで生計を立てられないか、と計画してから3年が過ぎた。 ひとりで生きている訳ではなく、社会の中で…

2014年からの人生のあらすじ。命を守る家のつくり方

家主と空き家との出会い2014ぼくたちがDr.Kevinに出会ったのは、2014年の夏だった。Kevinは、愛知県津島市に築80年の長屋群を相続して困っていた。300坪の敷地に4棟の家が並び、そのどれも古くなっている。2世帯の家族が住んでいるので、Kevi…

考えて立ち止まれば、生きることは、とても重いことなんだけど、1日という単位に落とし込めば、なんとか自分の両手両足と思考と身体で、乗り越えることができる。

古い家がたくさん余っているのに、新しい家が建てら続けていて、昨日テレビでは、アマゾンの森林が違法に伐採されていると報道していたが、その日本人は放射能を海に垂れ流し続けている。 見渡せば胸が締め付けられような出来事ばかり。だからこそ、どうやっ…

なにから話そうか。独立独歩会議の再開。言語を通じて思考を取り出し現実化する。

イメージをカタチにして伝えること。手法は様々ある。文章、アート、音楽、行動、Webサイト、新聞、テレビに。 己の心の声を聞くために対話をする。情報が過多になるほどに、この手法は有効になる。ニュースやメディアや消費と戦う技術。このブログ「生きる…

消費者になるか、提供者になるか。人を信用するべきなのか、する必要はないのか。

家を改修しながら暮らす、未体験の連続の日々で、毎日疲れ果て温泉に行っては、すぐ寝る日で気がつけば1週間、日記を書いていなかったから自分と向き合う暇もなかったようだ。 うっかり罪を犯した話今日は温泉に入っていると女湯から女性一同の声に「誰か入…

【時代は変わる】闘うのではなく感じること、競争ではなく我が道をいくこと。

3.11は、日本社会、経済、暮らし、のみならず未来までを、社会が描いていた未来予想図を変えてしまった。この時代に生きる多くのひとを不安に陥れている。 ぼくは子供の頃から漫画やアニメや映画に親しんできた。80年代から90年代に渡りアニメや映画は、…

いまいるべき場所-非常識な生き方「バガボンド/エグザイル/ノマド」

未来について考える。中津川の古民家を活用するために助成金を探したい。仲間と考えた「生活芸術館」を実現したい。 三角形の構造体をつくるために新しく卓上丸ノコを買った。ところが、左右45度までしか切れず、60度まで刃が傾けば30度の鋭角がつくれ…

自堕落の門がみえてきたら、走るに限る。門を潜らずに逃げること

1.考えることは、理想の暮らしや住まいをデザインすること。家は道具だ。人生を有効活用するための。 2.空き家に暮らして、木造建築について調査するうちに、その素晴らしさを知った。人間は労働するから、思考し動き続けるから、進化を遂げた。 3.家…

2015年10月8日 独立独歩会議

◼︎中津川の古民家の展開中津川の古民家を舞台に生活芸術を実践する。その資本となる助成金を申請する。今日資料の叩きを仕上げる。 中津川の古民家の森にある木材を伐採して作品や家具をつくる。その過程を撮影してドキュメンタリーにする。モッちゃんのプロ…

独立独歩会議 Vol.1-日常の仔細な出来事を拾い集め、断片を記録採取し自分と対話する未来計画

ぼくは会社で働いていないので自分の会社をつくることにした。「生活芸術」2015年10月以降の計画指針が決まった。 ----------------------------1.古家採取活生計画古い家から学ぶ温故知新をいまの暮らしに活かし、つくる豊かな人生のつり方を伝える 2…