いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

社会にこれからの未来を提案する

雪のなかの景色を描いた。北海道の暮らし。屋根の雪下ろし、排雪する様子、雪に包まれていく家々。当たり前の風景が愛おしく思えて。 知らない土地に行ったら、その土地を知ろうとする。それが滞在制作の楽しみで、それをすることで自分を知る。北海道は約1…

民族共生象徴空間とは/アイヌとは誰なのか

むずかしいことだけれど書いておこう。北海道で滞在制作しているので、ついに民族共生象徴空間ウポポイに行った。ウポポイは、北海道の先住民とされるアイヌの伝統を紹介する施設だ。 この施設では、歴史、民族の衣装や祈り、道具などが展示されている。ホー…

器になること

札幌での滞在制作も予定の半分の日程が過ぎた。札幌市内のマンションairbに暮らして、招待してくれたジンさんが毎日案内してくれる。ぼくたちは、北海道の印象を絵にしようとしていて、ジンさんは今回の滞在が今後に繋がるように考えている。 1月の北海道に…

知らない土地の魅力をアートにする。

北海道滞在制作二日目 ホストのジンさんに開拓する地域の人の話を聞きたいと伝えた。まずギャラリーをアトリエとして使わしてくれる人がいるからと豊滝を案内してくれた。雪のなか道の奥へと進んでいくと、Mountain Stormという看板が現れた。紹介してもらっ…

土地を開く/滞在制作記

2022年最初のプロジェクトは北海道での滞在制作からスタート。札幌市内マンションのairbを拠点にクルマで30分ほどの距離にある豊滝という土地とセッションする。 サーフィン繋がりで知り合ったジンさんという人がホストで、ジンさんの奥さんのご両親が経営…