いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

芸術家になって展示すること。

ギャラリーから連絡があった。9月に個展をやらないか、という話しだった。こっちでは老舗のいわき画廊だ。 ぼくは茨城県北茨城市に暮らしていて、4年前に北茨城市が芸術によるまちづくりをするために芸術家を募集して、ぼくら夫婦は東京板橋区から引っ越し…

老いをデザインするために。

誰もが歳を取る。ぼくは今年で47歳になる。仕事は芸術家。北茨城市で集落支援員として景観をつくっている。これをランドスケープアートとして取り組んでいる。 いわゆる限界集落(高齢化により消滅するかもしれない地域)に暮らしてる。だから周りはお年寄…

ライフワークと呼べるもの

芸術が職業のなかで最も自由に思えた。何かに没頭するのが好きで、それが許されるのも芸術だったから芸術家になろうと考えた。むしろ、もうそれしか選択肢がなかった。やろうと思えば、会社に勤めて働くこともできた。それでも少しでも表現が許される職種を…

交われ。Crossing. イメージ、コトバ、象形。

新作。"交 - Crossing"painting, word, hamdmade frame box48 × 28 cmSold北茨城ではよく知られた河口の風景。汽水域。淡水と海水が混ざる。ずっとコラージュ作品を作ってきて最新形はこうなった。イメージ(画像)とコトバ(詩)を象形文字にして。東洋と西洋、…

アートをつくる、仕事をつくる、生活をつくる。

たまに思いつくままに文章を書きたくなる。今していることや、これからすること、未来やこれからの社会について。芸術家として生きていくと決意して、ようやくそれに専念できるようになって、それは絵だけではなく生き方をつくるという表現になった。 その表…

死後の世界の話。

妻チフミのお父さんが倒れて、緊急入院手術して、死ぬかもと言われ家族も覚悟したけれど、生きて帰ってきた。そのお父さんからまさかの話を聞いた。それは死後の世界とか三途川とか、そいう生きると死ぬの境目の話だった。 Chifumi's father came back from …

日記5.3

思い立って、自転車で海まで行くことにした。山から海まで。目的地は二ツ島。距離は12キロ。行きは下りが多いので50分で到着。帰りは上りなので2時間。新しい発見は、自転車目線の北茨城が素晴らしかった。自然が多く残る未開発のところや、何もなくまっす…

犬の生活

犬と暮らすことになった。妻チフミのお父さんが病に倒れて、犬を飼えなくなって、ウチで預かることになった。犬と暮らす生活を想像したこともなかった。だから犬がどんな動物なのかもよく知らない。動物をペットにすることも好きじゃない。だからと言って、…