いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日記のような経過としての2月23日

書くという習慣のために、起きた出来事を記録している。思考するために文章を書いている。その習慣のおかげで本が手元に2冊、完成しつつある。本をつくりはじめる前は、その工程を想像しただけで、途方もない山に登るような気持ちになる。けれども遠くへ行く…

22世紀の生活芸術家たちへ(作品集あとがきの試論)

妻のチフミとぼくは2021年現在、北茨城市の山間部の集落に暮らしている。東京からクルマで3時間の北茨城市は、小さな山に囲まれ、太平洋沿いに位置している。人々は自然に囲まれて暮らしている。畑を耕し、魚を獲って・・・という暮らしのイメージは、ほ…

英語練習帳日記/Practice thought In English

6年前、モロッコで滞在制作したときの展示で、お金を稼ぐことより、どうしたら「欲しい」という感情を引き出すことができるのか、それを知りたくて、物々交換を条件に設定していた。お金を払わなければ「欲しい」という感情が出てきやすくなる。無料でも欲し…

桃源郷づくり2年目。

藪の整理が完了した。春に向けた準備が始まる。何が終わり何か始まる。循環している。冬から春へ。夏秋冬とまた季節が巡る。 図書館に予約した本が届いて、昨日の夕方取りに行った。朝、ヘルマン・ヘッセの「庭仕事の愉しみ」を読み始めた。ちょうど、春に向…

小さな理想を描く世界を創造する手段。

藪の整備をした。自分たちだけでは、気が遠くなるので、植木屋さんに依頼して、妻と自分も参加した。おかげで、予想以上に片付いた。全4日予定の1日が終わった。それだけでも書きたいことがいつくも浮かんできた。 藪とは、木や竹が自由に伸び放題になって…