いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2021-09-16から1日間の記事一覧

それが好きだからやるというだけのこと。

楽園だった。 朝起きて6時には海に入っていた。夏は終わり秋が始まろうとしていた。北茨城の平日の海はほとんど誰もいない。ぼくはサーフボードに跨って海の上にいた。 あったはずの波が弱くなって、曇っていた空の隙間から太陽が出てきて、光の筋が海に降…