いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時間も思考も超えて没頭する日々。

とりあえず、新しい物語に突入しているようなので、何か分からないけど書いてみる。ぼくは、表現者として生きるのを目標にしてきた。 表現者とは、イメージをカタチする者と定義してみる。ぼくの場合は、アート作品を妻のチフミと制作して、それをするための…

新しいことに出会ったらゼロから始める気持ちが3年後に生きるための技術になる

新しいことを体験すると、言葉にならないことがある。それってほんとうに新鮮なことだ。きっかけは、昨年12月に有楽町マルイの個展で、お笑いの「よしもと」の芸人さんとコラボをさせてもらったとき。ぼくは、ずっと音楽に惚れ込んでいたから、正直なとこ…

「人間と技術ー生の哲学のためにー」

久しぶりに本を読み終えた。 「人間と技術ー生の哲学のためにー」O.シュペングラー1931年に出版。 昭和6年。この本は、工業化が進み、人間の暮らしが自然から離れていくような時代に書かれている。 「技術」とは何か。シュペングラー先生は、便利になるため…

貨幣経済への反抗生活

失ってから気づいたのでは遅くて、それが手元にあるとき、それを愛せるか。愛しているか。愛なんて言葉を口にしてないなら、それこそ、いま手元にある財産をまるごと捨てているようなことだ。 失ってから気がつくことばかりだ。ぼくは、交通事故で、動けなく…

馬小屋と冬の暮らし。生活のリズム。

アトリエにしているArigateeの馬小屋を改修していたら、元家主の有賀さんが様子を見に来てくれた。有賀さんに聞けば、この場所の歴史が分かる。むしろ有賀さんの記憶以外にその歴史が存在している場所はない。本にもインターネットにも載っていない。 馬小屋…

答えはない。だから、こうやって日々言葉を費やして、自問自答している。

朝起きて、成田空港へ作品を運んだ。作品はバリ島に送り届けられる。かなり初期から作品を購入してくれている友人が、バリの友人と共同購入してくれた。 作品を作ることと販売することは、作家として生きていくうえで、かなり重要な両輪だ。大きな作品を制作…

運動すると暖かくなる。冬は労働が適している。だから、家を改修する。

北茨城市の富士ヶ丘に古民家そのものを作品として制作している。家を作品にするのは、家を中心とした周辺のモノコトにこそ芸術が宿っていると睨んでいるからだ。 去年は赤い屋根の母屋をギャラリー兼滞在施設にして、今年は、その裏にある馬小屋を暮らせるぐ…

夜明け前

何かに偶然出会うことが繰り返していく日常を楽しくする。 ぼくの場合は、予定したことより、何かの拍子に出くわすことに興奮する。興奮すると、頭の中で創造のスイッチが働く。 1月3日。2019年になったけれど、チフミの実家で、チフミ姉妹の家族とそ…

2020年の今日まで残り362日

2019年。年が明けた。どれだけ年を重ねても、やったことがカタチになって、やらなかったことは、何にもならないで消えていく。今年で45歳になる。分かったこと。ほんの小さな日々の積み重ねが、今を明日を未来をつくる。 年末は、妻チフミの実家、諏訪…