いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

カミサマは怒っているのではなかった

神さまの怒りで、家のなかに水が吹き出したのだろうか。自然に囲まれて暮らしていると、そんな不思議なことが起きる。今日、古民家の改修作業をしていると、師匠が「庭のヘノコ石を運ぶっぺ。」と3人の仲間たちと現れた。 このARIGATEEには、たくさんの石が…

見えない星を求めて。現代の仙人に会った話

仙人に会った。きっと、こんな体験をした昔の人は、そう呼んだのだと思う。仙人は炭焼き小屋の上に住んでいた。誰も行かない、小高い空に近い場所に家を建て、自作の天体望遠鏡で、超新星を観測していた。 ずっと遠くの未だに発見されていない星をみつけるた…

星が見えるだろうか。海は見えるだろうか。森はあるだろうか。

炭を焼いた。この1年くらい炭を焼いてみたいと思っていた。まず、炭焼き小屋が魅力的。粗末な屋根に土でつくられた窯。木をどうやって炭にするのかも知りたかった。 師匠に誘われて田んぼに木を切りに行った。田んぼが日陰になるので、切ってくれと頼まれた…

ハンバーガーを求めて森を彷徨う

東京へ行ったときのこと。考える。何がしたいのか。今日はバンドのリハーサルで東京に来た。ついでに髪の毛を切るために、原宿の美容室calmに来た。原宿駅を降りて、緩んだメガネを直そうとzoffに寄った。広告が目に付いた。"boston"。そうだバルセロナの友…

50年の時を経て目の前に集まった友情

人生とはなんて不思議で、手に負えない代物なのだろう。まるで自然そのもののように。昨日は、父と友達2人が、北茨城を訪ねてくれた。東京から電車に乗って。ぼくは43歳で父親は、75歳くらいだろうか。ぼくが生まれたとき、父親は今のぼくより若かった。…

勘違いと情熱で生きる

やりたいことを言葉にして行動する。ぼくの場合は、自分と対話しながら、このブログに言葉を並べ、行動し表現する。その成果を文章や作品や展示で伝える。 より便利に快速化し、貨幣経済に支配される時代のなかで、忘れられ、失われていく人間の根幹にある、…