いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

期待しない、振り返らない。快適に生きるための技。

海と森がある小さな町。新しい展開に期待しながら北茨城を訪れてきた。コンパクトで、東京からも2時間ほどだし、暮らすにはよさそう。もし縁があれば。いろいろ楽しみだ。未来に希望を託すと夢が広がる。もしかしたら、北茨城で空き家をみつけて改修してア…

常識とは壊したほうがいい差別の壁だ。

ゴキブリ。文字だけでも嫌な感じがする。その理由は、かつて人間がゴキブリに食べられていたからだと、ぼくは思っている。その記憶がDNAレベルで伝達されているのではないかと。その仮説をある人に話すと「実はわたしはゴキブリ飼っているんです。家にいるヤ…

空き家は問題じゃない

扉を開けると人が集まっていた。2年前は空き家だった津島のルミエールセンターを半年振りに訪ねた。 空き家とは何か思うに、家主さんがその家を大切にしていたり、そこに愛があれば、空き家ではない。例え使っていないとしても。 この津島の長屋群は、もっ…

野生の技術を求めて 2017

元旦の朝、6時に日の出を拝みにいった。長野県諏訪湖の畔り。静かな湖面と空が喩えようのない色をしていた。言葉にならない現象に遭遇すると絵にしたくなる。 昨年は、念願だった古い家を転々として、愛知県津島市、三重県志摩市の安乗、神奈川県湯河原市の…