いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「私」という容れ物は空っぽなので、シナリオをつくりながら架空のユートピア世界の登場人物を演じている。こんな時代だからこそ、アンチテーゼとして人生を表現している。

ぼくの世界に戦争は存在しない。人を扇動して消費させるようなことはない。人生の貴重な資源である時間を搾取したりはしない。人間を数字で管理しないし、兵器をつくり人が人を殺し合う環境を認めたりしないし、お金で物事を計ったりもしない。 世の中に人の…

【古家採取活生計画 vol.1】雨が漏れば修理すればいい。昔は修理しながら暮らしていたんだから。

日本では古い家に住みたがる人は少ない。ヨーロッパでは中古市場が80%なのに対して日本は新築市場が同じ割合だ。 どうしてなのか。古い家でも掃除したり修理すれば、充分快適に暮らせるはず。そう考えて愛知県津島市の築80年の長屋に暮らしている。 9月…

生きるとは何か芸術とは何か、何処へ向かうのか、考えやアイディアをまとめるためのメモ

D.I.Yとは独自の自立に至る道言葉の定義をしたい。言葉は、表面の意味だけが共通認識として流通しているから、立体的にして削り直す必要がある。既にある言葉でも、質や意味を変えて使用すれば先鋭化し、それ自体がコンセプトになり武器になる。例えばD.I.Y…

酷い世の中だと思い、せっせと生きているとハチドリの一滴だね、と言われたライフスタイル。

朝起きて、チフミが小麦粉から焼いてくれたパンを食べてコーヒーを飲んで、家の前でオオカミの像を削りながら物語を夢想した。 9時になると、シャワーユニットのガス配管の見積もりに業者が来た。先日来た業者は、ガスと水道は別工事と言ったが、今日の業者…

昨年からスタートした空き家プロジェクトは来年の春には完成するリアルタイムのドキュメンタリーだ

昨年からスタートした空き家プロジェクトは、数々の受難を経て現在に至るも、まだ始まっていない。まるで幻の映画のように夢と可能性の狭間を彷徨っている。ほんとうにいよいよ始まる直前で、来年の春には全く予想もしなかったような未来が用意されている素…

苦手を克服すれば、ヒマラヤにいくほどの大冒険ができる。

0.ぼくは芸術家だから、作品をつくることばかりを考えている。「作品をつくる」とは数ある手段を選んで表現することで、「表現する」とは頭の中にあるイメージを取り出しカタチにすることだ。アートといえば、絵や彫刻がよく知られた手段だが、イメージを伝…

人間にとって必要なモノとは、何だろうか。答えは、決まっていて「芸術」。その答えを導くための式をつくっている。

いわゆる会社勤めをしないで生きていると、自分で仕事をつくらなければ収入がないから、どうやったらお金を生み出せるのか考えている。 その企みは、絵を売ることから始まった。まだ価値がなかった自分の絵に値段をつけると身の回りの友人知人が作品を買って…