いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

One of these days 3

朝7時起きる。

ボブ・ディラン"you're no good"の歌詞を読む。

Well, I don't know why I love you like I do
Nobody in the world can get along with you
You got the ways of a devil sleeping in a lion's den
I come home last night you wouldn't even let me in
ぼくにはわからない。ぼくがなぜ君を愛しているか。
君と仲良くなれる人なんてこの世界にひとりもいないのに。
君は眠っているライオンの巣みたいな悪い道にいて
昨晩だって、そんな巣にさえ入れてくれないし

 

8時30 Arigatee に。

ジャガイモを植える準備。自然農では、土のうえに草を敷くので、家の周りの雑草を刈る。ついでに畑にする予定の場所の竹を掘って抜いた。下からコンクリートの側溝が出てきて、4本掘り出して、結局、耕した。ジャガイモを半分に切って、断面に灰をつけて植えた。


DJのmaarくんに映像の楽曲を提供してもらい、ギャラはいらないから、絵が欲しいと言ってくれた。おカネをより価値あると。ので、渡すために額をつける作業。もう半年ぐらい経ってしまった。ありがとう。もうすぐ送ります。


チェンソーアートの平さんが来て、何かイベントをやろうと話をする。

 

午後
県北クリエイティブの連載原稿の直しが来たので作業。編集をやっている中岡さんは敏腕。伝わりやすく仕上げる。

 

16時
木の皮を剥いて伐採する「きらめ樹」というやり方の説明会へ。水戸の内原という駅へ。そこは有賀町で有賀神社があった。有賀さんの古民家を改修して「Arigatee/ありがてえ」をつくったばかりだったので参拝。

きらめ樹とは、立ったたまま木の皮を剥いて、一年ほど放置して、乾燥させて伐採する方法。水分が20%になって軽くなる。女性でお運搬できる。すぐに材として使える。木の皮を剥くのは、春から8月がシーズン。森の再生をテーマにしたプロジェクトができる。人間と自然とを繋ぐ技術が生活芸術かもしれない。課題=北茨城で森の所有者に会うこと。

 

22時
イベント会場になったカフェのセドリック&マヤ夫妻と意気投合して、地元のDJマサトラさんとまた会う約束をして、イベントを教えてくれた海老沢さんに駅に送ってもらう。電車に乗って1時に東京板橋の家に着いた。

日々拾い集めた種。いつか芽を出す。可能性は自分の日々の生活のなかにある。実現していくドキュメント。