いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

パブリックエネミーのフリーコンサートに遭遇。

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朝起きてランニングに。走っていると廃材を発見。昨日拾った木材と合わせれば、ウッドパネルがつくれる。それぞれ拾う前の状態を記録しておけば良かった。サバイバルアートはドキュメントだ。

午前中は、ブルックリン情報を改めて調べてみた。午後はホームセンターへ。これぞ必要としていたお店。木材を買ってウッドパネルの材料を揃えた。

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今回は個展だから、それなりのボリュームを揃えたい。それでいて重量を減らしたい。ホームセンターを物色するうちにチフミが、耐水布を発見し、それで小屋をつくったらどうかとのアイディア。今のところ、ウッドパネル3枚とティピのような小屋が作品になる予定。
同時に考えなければならないのが作品の行き先。売れればベストだけど、持って帰るよりはNYCにリリースしていきたい。

夕方、一旦帰宅してPublic Enemyのフリーコンサートへ。いま滞在しているところからバスで40分ほど。
会場の周りには自転車に乗ったキッズが溢れていた。

オープニングのDJがオールドスクールヒップホップを連発して会場は大合唱に。みんなヒップホップで育ってきた。ニューヨークはそういう街だ。どれだけのカルチャーをアメリカからプレゼントされてきたか。熱い気持ちになった。

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Public Enemyのライブはバンド形態で、衰えることなく健在のパフォーマンスだった。せっかくの機会なのでFlavor Flavに着物をプレゼントしようとステージに接近し、パフォーマンス中に渡すことに成功したが警備員に阻止された。残念。まあ、思いついたことを実行するリハビリになった。

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夜の街をバスで走り抜けて帰宅。自分の英語は酷いけど、それでも通じるし話しはできるので、これまでの旅の中でも、アメリカは過ごしやすい。とにかく皆、親切だ。