いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

生きる芸術 – 概論

(第一案)

すべての人は芸術家だ。
その与えられた命を
自由にすることができる。
命とは時間だ。
瞬間が
重なり
1日
1週間
春夏秋冬
10年
30年
50年

へと続いていく。

生きられる時間が
1日減って
生きた時間が
1日増える。

すべての人は
自分の人生を
つくることができる。
その意味で
すべての人は芸術家だ。

死へ向かって
未来を計画する。
日常の仔細な出来事を
拾い集め磨いていけば
価値がうまれる。

すべての人は、
社会という生物のなかに
生きる微生物のようなものだ。
社会という動物をよいカタチで
活かすための働きをしている。
社会が必要なことをすれば、
人もまた活かされる。
そのカタチをつくりだすのが
社会彫刻だ。

生きるのではなく
活かされること。
考えるより前に行動すること。
静かにコツコツ積み上げれば、
望んだ未来をつくることがきる。

二者択一の罠に陥ることなく
真ん中に自分を置いて
欲望を削ぎ落としていく。
そこに
あるものを
表現して価値を創造する。

つくる
出会う
伝える
を繰り返し
足るを知り
欠くを楽しむ

すべては、
この今
目の前にある。


夫婦で作品をつくる
コラージュ・アーティスト
檻之汰鷲(おりのたわし)
http://orinotawashi.com/

生きる芸術のための生活者
石渡のりお
norioishiwata@gmail.com