いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

自然を読む

理想の生活「海のある町で、食べ物を自然から得て、絵を描いて妻と二人で暮らす。」

2019年の夏、ぼくは北茨城市に暮らしている。ワクワクして朝の目覚めが早くなる。前の日も早く寝ようと思っている。5時や6時に起きて、WEBやアプリで波をチェックする。低気圧が太平洋にいて南風だったら、サーフィンに適した波をしている。そういうこ…

神さま。何かそういう類いのもの。願えば叶う。下手くそがサーフィンをして何の役に立つのか

廃墟の荒れ地を整地するために、ユンボの資格を取ることにした。人力ではもう先に進めない。3t未満であれば、2日間の講習で運転技術を習得できると誰かのブログに書いてあって、調べてみると、八王子で受講できるらしく、早速申し込みして免許をゲットして…

毎日が歩くようにゆっくりと人生を進めてくれれば、それこそが幸せ

自然から教わることが多すぎて、失敗もたくさんある。アトリエの近くに暮らすミツコさんから畑を間借りして、去年から少しずつやっていて、今年はジャガイモを植えた。去年小さくやって調子良かったので、今年はもっと収穫してやるぞと意気込んでいた。4月…

開墾。人類がどれだけ苦労して土地を切り拓いてきたのか。

今日は生きてる。明日も生きてる。来月も来年も。同じ日が繰り返す訳じゃない。毎日アート活動をしているけれど、毎日絵を描く訳じゃない。絵も好きだけれど、文章を書くのも好きで、こうして誰かに何かを伝えるのも好きで、何がアートなんだろうか、生きる…

何もない場所は半端なく面白い。なんせ自然しかないのだから。

ほとんど休日と平日の区別のない生活をしているけれど、それでも今回のゴールデンウィークは休日感があって、今日から現実に戻ってきた。ぼくの現実とは、東京から北へクルマで3時間の北茨城市に拠点を構えて、アート活動すること。 ぼくにとってのアート活…

毎日スタートラインに立ってる。

目的を持って書くことも必要だけど、何もないまま書くことも必要だ。例えば、右手も必要だし左手も必要で、いつも両側に気が届いているのが、もっとも安定したバランスだと思う。こう言い換えることもできる。社会はいつだって嘘を真実だと言い張るし、真実…

重いより軽いがいい。

友達が増えた。引っ越して新しい土地に住めば、新しい知り合いが増える。その中に、繰り返し何度も会う人たちがいる。それが「友達」だと思う。 北茨城市では、60代から70代の友達が増えた。友達なんて失礼かもしれないけれど。 今日は、北茨城市の日本…

馬小屋と冬の暮らし。生活のリズム。

アトリエにしているArigateeの馬小屋を改修していたら、元家主の有賀さんが様子を見に来てくれた。有賀さんに聞けば、この場所の歴史が分かる。むしろ有賀さんの記憶以外にその歴史が存在している場所はない。本にもインターネットにも載っていない。 馬小屋…

新しい日 - A day new rising

目覚ましを6時にセットして、予定通りに朝起きた。チフミが作ったブルーベリージャムでパンを食べコーヒーを飲んでウェットスーツを着て、車で出かけた。スーツはウェットなので向かう先は海だ。今日はどんな波だろうと楽しみに海に出ると、あまり波はなか…

生産と創造を日々の暮らしに

ぼくはこれまでに3回の交通事故に遭っている。1回目は小学生になる前、近所のスーパーマーケットの前の道路を横断しようとしてクルマにはねられた。2回目は20歳の頃、自転車に乗っているとき、後ろから追突されて。3回目は、生きるための芸術の冒頭に…

ライフスタイルが絵を描く

朝起きてサーフィンに行こうか考えた。考えても波の様子は分からないので、朝食のパンを買いに行くついでに波を見てきた。曇り空でもうウェットスーツなしでは入れなさそうだし波も少し弱い。 ぼくは家から海までクルマで10分くらいなので気軽に様子を見に…

田畑に肥料がいるように、人間の健康には草や木がいる

新しい生活が始まった。2冊目の本を書き上げたら、次の物語が始まった。頭の中をクリアにすることは精神の衛生に良いらしい。ぼくの場合は、文章を書くことが、頭を空っぽにする方法らしい。空き家を巡る冒険は、一冊の本にまとめられ、ぼくは家に困らなく…