生活芸術とは

身の回りにあるもので充分に生きていけるのだとしたら、ぼくたちは何を望むのだろう。

ぼくたちは、うまれて死ぬまでの中間に生きていて、ゆっくりと死へと接近している。今日という1日が朝から夜まで回転するように、月火水木金土日とぐるぐると、春夏秋冬と季節が過ぎて、そうやって今年から来年へと時は移り変ろうとしている。ぼくがいつ死…

生活芸術空間では、みんなそれぞれが生きるための芸術家。望む自分になればいい。

毎日、新しい状況になっていく。自分が日々、取捨選択してきた結果が、日常に組み込まれていく要素たちが、生活にリズムを与えて、新しい生活圏に突入している。例えば、アートで生きていくと決めたことや、妻と一緒に作品をつくることや、北茨城の限界集落…

労働から逃走する、自立した経済圏のつくり方試論

首が痛いので、今日は本読みながら、ネットを探訪しながら、これを書いている。自分は動かずに思考を旅してみる。 生活のユートピアというのものがあるはずだと思う。けれども、映画や文学や漫画にしろ、どれもディストピアを描く。その方が興奮度が高いから…

すべてのメディアを閉じた純粋な空間にアートは宿る

SNSを見たくなったら英文を書くことをルールにしたら、ブログを書かなくなってしまったので、久しぶりにこれを書いている。 日々の暮らしの中からしか生まれてこないことがある。しかも自分の中からだけ。ぼくは絵を描くことを仕事にしているから、創作と向…

自由になるにはまず家から解放されて

アトリエにしている古民家には暮らせないことが決まった。北茨城市に引き続き暮らそうと考えているので、家を探すことになった。2014年からずっと家から家へと転々として8軒の家を改修したり片付けたり暮らしたりしてきた。 「家」とは何だろうか。快適…

絵を描くこと。その意味を忘れてしまう。だから文章を書く。

絵を描いている。絵を描くことが生活の中心にある。これが理想だった。絵を描き続けるには、常にモチーフやアイディアが必要になる。続けるうちに、そもそも何のために絵を描くのか、という問いが生まれてくる。絵を描く以外にも生きていく方法はあるし、お…

制作は始まっていた。新作は目の前にあって、いつのまにか、生まれようとしている。

ぼくが妻と取り組んでいる生活芸術は、その名前の通り生活のなかの芸術を追求している。それは生活のなかに芸術が浸透して見えない状態でもあって、自分がしていることが芸術なのか生活なのか把握できないことがある。 ぼくがしていることは、ほとんどの場合…

生活の環境をつくる。

学校を卒業するにあたって、何の仕事をするのか、という選択肢を脅迫される。仕事をしなければ、人間として認めてもらえないような気持ちになるほどに。 ぼくは仕事をしたくなかった。働きたくなかった。好きなことに没頭していたかった。でも、そんな逃げ道…

生活にリズムを心に音楽を身体にスポーツを。

生活にリズムがある。朝起きて、今日は波を見にいった。荒れていたけど、サーフィンできそうだったのでボードを取りに戻って1時間くらい海で遊んだ。 サーフィンは全然できない。やってるとは人に言えない。去年はじめたばかりだし、まあ上手くはなりたいと…

毎日が歩くようにゆっくりと人生を進めてくれれば、それこそが幸せ

自然から教わることが多すぎて、失敗もたくさんある。アトリエの近くに暮らすミツコさんから畑を間借りして、去年から少しずつやっていて、今年はジャガイモを植えた。去年小さくやって調子良かったので、今年はもっと収穫してやるぞと意気込んでいた。4月…

してきたことしか反映されない。人生に。

友達がSNSに現実をもっと見た方がいいとネットのニュースをシェアしていた。つまり、世の中これだけ腐っているから、何か考えるなりアクションを起こすなりした方がいいというメッセージだった。 ネットのニュースは現実なのだろうか。面白い議論ができそう…

開墾。人類がどれだけ苦労して土地を切り拓いてきたのか。

今日は生きてる。明日も生きてる。来月も来年も。同じ日が繰り返す訳じゃない。毎日アート活動をしているけれど、毎日絵を描く訳じゃない。絵も好きだけれど、文章を書くのも好きで、こうして誰かに何かを伝えるのも好きで、何がアートなんだろうか、生きる…

休日から現実へ。夢からまた夢へ。

旅から帰ってきた。20日間バリ島に滞在した。東南アジア。インドネシア。熱帯。旅とは何だろうか。人それぞれ違う。ぼくにとっての旅とは「移動」ではなく「体験」だ。 ぼくは旅するとき、観光地でもなく、それ用に開かれた建物ではなく、民家の中に入って…

まるで架空の民族のようなライフスタイルを作り上げる

バリ島で滞在制作のため成田空港にいる。フライトまで時間があるので、これを書いている。先月末、公募に提出したら、一次選考で落ちた。いつも自信満々なのだけど、ほとんど公募の類いは通らない。 ぼくの望みはシンプルで、表現して生きていきたい。それに…

盗作と創作。

家を改修していると絵が描きたくなって、絵を描いていると、立体を作りたくなって、お酒とタバコを吸っていると何もしなくなって、これはヤバいと思って、お酒とタバコをやめた。習慣には、悪いのと良いのがあって、基本ぼくは自堕落だから、油断するとルー…

閉じたアートを開くためのアート

ぼくは、絵を描くことについて学んだことがないから、自分で探して、やり方をつくっている。「はっ」と心を動かされるものは、すべてアートの対象になり得る。自分の感性に従っているから、一般的なこれがアートだという基準とはズレている。けれども、そも…

ここから始まった檻之汰鷲(おりのたわし)の源流。

アートはどこにあるのか。ぼくがそう問い続けるのは、ぼくが信じるところのアートに育てられてきたからだ。 それは至るところにあった。ぼくがアートと出会ったのは音楽だった。いくつかのレコード・ジャケットは、有名なアーティストの手によるものだった。…

生活の中に芸術はあるのだろうか。

アートとは何だろう。生きるとは何だろうと考えてきた。あるとき、藝大の大学院に在籍するアーティストにその話をしたら「生きる」はカテゴリーが曖昧だから論文のテーマとして採用されないんですよ、と言われたことがある。 「アート」も「生きる」も確かに…