生きるための芸術の記録

生活の環境をつくる。

学校を卒業するにあたって、何の仕事をするのか、という選択肢を脅迫される。仕事をしなければ、人間として認めてもらえないような気持ちになるほどに。 ぼくは仕事をしたくなかった。働きたくなかった。好きなことに没頭していたかった。でも、そんな逃げ道…

生活にリズムを心に音楽を身体にスポーツを。

生活にリズムがある。朝起きて、今日は波を見にいった。荒れていたけど、サーフィンできそうだったのでボードを取りに戻って1時間くらい海で遊んだ。 サーフィンは全然できない。やってるとは人に言えない。去年はじめたばかりだし、まあ上手くはなりたいと…

できることは何だろうか。表現することは何の役に立つのだろうか。

ずっと違和感があった。したいことがあった。子供のように遊び戯れていたかった。けれども、そんなことは許されない。そんな空気が社会にはある。 重圧はあるけれど、何のために働かなければいけないのか、それに対する明快な答えはずっとなかった。 結局の…

ヒーローよ、立ち上がれ。何度でも。

最近よく、影響を受けたものは何ですか、と聞かれて、アートの話しをしなきゃと、作家の名前を並べるんだけど、それは後付けで、ほんとうに影響を受けたものは、確実に漫画とロック。 小学生一年生のときにデビルマンのコミックスを品川の古本市で、父親に買…

過ぎていく時間。人生をつくる時間。

「忙しい」とは、心を亡くすと意味だ。けれど、どうやっても忙しくなってしまう。忙しくても忙しいと思わない、それだけで全然話しの流れは変わっていく。 毎日やることが山ほどあるけど、忙しいとはまったく思わない。毎日やることが山ほどあって忙しくて仕…

やってて楽しいこと好きなことを諦めないで。

これはブログです。45歳の夫婦芸術家の夫、石渡のりおが書いています。妻とふたりで制作する日々の生活の記録をして、その出来事を言葉で耕して、自分自身と対話し、未来を作っているのです。日記とは、日々の記録です。歴史に名前を残した人たちは、皆文…

だから冒険する。自分の生き方をつくるために。

週末は、岐阜県白川町のイベントに呼ばれ金曜日の朝、北茨城市から600kmの道のりを旅した。途中、東京では自分の母親に会って、夜は長野県岡谷市の妻チフミの実家で一泊させてもらった。チフミの両親と妹とその娘にも会えた。土曜日の朝、岡谷から白川町…

毎日が歩くようにゆっくりと人生を進めてくれれば、それこそが幸せ

自然から教わることが多すぎて、失敗もたくさんある。アトリエの近くに暮らすミツコさんから畑を間借りして、去年から少しずつやっていて、今年はジャガイモを植えた。去年小さくやって調子良かったので、今年はもっと収穫してやるぞと意気込んでいた。4月…

開墾。人類がどれだけ苦労して土地を切り拓いてきたのか。

今日は生きてる。明日も生きてる。来月も来年も。同じ日が繰り返す訳じゃない。毎日アート活動をしているけれど、毎日絵を描く訳じゃない。絵も好きだけれど、文章を書くのも好きで、こうして誰かに何かを伝えるのも好きで、何がアートなんだろうか、生きる…

何もない場所は半端なく面白い。なんせ自然しかないのだから。

ほとんど休日と平日の区別のない生活をしているけれど、それでも今回のゴールデンウィークは休日感があって、今日から現実に戻ってきた。ぼくの現実とは、東京から北へクルマで3時間の北茨城市に拠点を構えて、アート活動すること。 ぼくにとってのアート活…

休日から現実へ。夢からまた夢へ。

旅から帰ってきた。20日間バリ島に滞在した。東南アジア。インドネシア。熱帯。旅とは何だろうか。人それぞれ違う。ぼくにとっての旅とは「移動」ではなく「体験」だ。 ぼくは旅するとき、観光地でもなく、それ用に開かれた建物ではなく、民家の中に入って…

バリ島トリップ、都市と地方。

バリ島のクタから、今回招待してくれたツトム氏が経営するもうひとつのヴィラがあるカラガッサムへ車で2時間ほど移動した。都市から地方へ。バリ島の地方とは、どんなところだろうか。 ツトム氏の話によると、バリ島は、どんどん発展していて、もうひとつの…

旅するアート/滞在制作はアスリート。

バリ島で滞在制作している。旅しながらアート制作する醍醐味は、制限があることだ。時間も限られているし、できることも限られている。材料も手法も。その中で、何をどう表現するのか。まさに限られた中で模索していく。 今回の旅は、ツトム氏のナビゲートで…

好きなことで食えないから夢を諦めるのか。

ぼくはサーファーではないけれど、たまたま滞在制作でバリ島に来た。招待してくれたツトムがサーフィンを愛するばかり、ツトムの周りにサーファーが集まってくる。みんな波が大好きなのだけれど、波乗りは仕事にならないそうだ。そう簡単には。聞くところに…

アイディアはメモしないと消えてしまう。だからこして書いて現実に残す。

可能性がたくさん湧いてきているのでメモしよう。バリ島での滞在制作をしている。高校生のときの友達、ツトムが紆余曲折、サーフィンの波を求めてバリ島にたどり着いて、現地で結婚して土地を買って、ヴィラを経営している。昨年12月のマルイの展示で、アー…

まるで架空の民族のようなライフスタイルを作り上げる

バリ島で滞在制作のため成田空港にいる。フライトまで時間があるので、これを書いている。先月末、公募に提出したら、一次選考で落ちた。いつも自信満々なのだけど、ほとんど公募の類いは通らない。 ぼくの望みはシンプルで、表現して生きていきたい。それに…

沖縄・国家・フェスティバル・生活者からのメッセージ(後編)

沖縄についてのトークのおかげで、どうしたらいいのか考えたら、花見で浮かれた代々木公園にいられなくなって、4時間かけて10km歩いて板橋の家に帰った。それでも答えは出なかった。(前編/沖縄のトークについて↓) norioishiwata.hatenablog.com 翌日は…

沖縄・国家・フェスティバル・生活者からのメッセージ(前編)

東京、代々木公園で、3月30日、31日にトークをした。春風というフェスで、ぼくは90年代から関わっている。もう20年もむかしのこと。大学生で音楽が好きで、まったくポップではないバンドをやっていて、シンセでノイズを出していた。とにかく音楽が…

毎日スタートラインに立ってる。

目的を持って書くことも必要だけど、何もないまま書くことも必要だ。例えば、右手も必要だし左手も必要で、いつも両側に気が届いているのが、もっとも安定したバランスだと思う。こう言い換えることもできる。社会はいつだって嘘を真実だと言い張るし、真実…

遠くへ行きたい。距離でもなく物理的なことでもなく。

そこにいると鳥の声が聞こえる。風が吹いている。川の流れが聞こえる。青い空、周りは木々が聳えている。ここはどこにでもある場所。誰も住みたいとは思わない場所。 心が動くことをしていたい。感動すること。その気持ちは子供心にある。日が沈むのも忘れて…

アートをアートの外へと連れていく旅

今回の展示で、やりたかったことが更新された。ぼくは芸術を生活の中に表現したかったのだけれど、そうではなくて、芸術やアートを、現在地よりもずっと離れた場所に連れ出したかったことに気がついた。 次の目的地が見つかった、と言い換えることもできる。…

ココニアルという理想。

ずっと生活と芸術の一致を目指してきて、北茨城市で改修してきたARIGATEEで、ひとつの理想を描けた。それを「ココニアル」と名付けた。 地方や田舎には「何もない」と言われるけれど、ここには、草や木、水、土、などの自然がある。何もないどころか生きるた…

北茨城市に暮らして、福島の原発から100km。ここから何が見えるのか。

ぼくは、2011.3.11の東日本大震災をきっかけに生き方を変えた。だって社会は正しさを基準にしていないことが分かったから。それは今も変わっていない。 沖縄の県民投票、その声が社会に反映されないなら、どうやってぼくたちの声を社会に届けて変えていける…

家が作品シリーズ ギャラリー・ウマイエ

とにかく古い家が好きで 最大の魅力は そのほとんどが 自然由来だということ。 世の中が 貨幣価値で埋め尽くされ 利用価値がなれければ 捨てられる。 けれども 自然がなければ 生きていけない。 すべては存在できない。 日本の伝統建築は 自然の摂理に適った…

空き家は魔物

家を作品にしようと改修を繰り返している。家は恐ろしい魅力を放つ。とくに古い家は魔性だ。 家は生きている。家は人を選ぶ。家は人を働かせる。気をつけた方がいい。ぼくは、もうとっくに家の魔力に飲み込まれている。 この家に来てから1年半が経った。こ…

嫌なことも、書いて記録して、ネタにして、言葉にして、放てば、それはユーモアに変わる。

「明日、大雪予報なのでトークイベントを延期するか検討してます。別の日の場合、ご都合はいかがでしょうか」 清澄白河にあるリトルトーキョーという場所で、トークをする予定になっていた。リトルトーキョーは日本仕事百貨という求人サイトを運営する会社の…

重いより軽いがいい。

友達が増えた。引っ越して新しい土地に住めば、新しい知り合いが増える。その中に、繰り返し何度も会う人たちがいる。それが「友達」だと思う。 北茨城市では、60代から70代の友達が増えた。友達なんて失礼かもしれないけれど。 今日は、北茨城市の日本…

モノと人間。古いモノには意思があり。

数日前、軽トラックで現れた老人が 「ここは古い物集めているんだっぺ?」と言ってきた。 「集めていると言うか、この家にあった古いものを並べているだけなんです」 とぼくは返事した。 見たことのないお爺さんだった。 「まあ、何でもいいや。ウチの妹の家…

時間も思考も超えて没頭する日々。

とりあえず、新しい物語に突入しているようなので、何か分からないけど書いてみる。ぼくは、表現者として生きるのを目標にしてきた。 表現者とは、イメージをカタチする者と定義してみる。ぼくの場合は、アート作品を妻のチフミと制作して、それをするための…

新しいことに出会ったらゼロから始める気持ちが3年後に生きるための技術になる

新しいことを体験すると、言葉にならないことがある。それってほんとうに新鮮なことだ。きっかけは、昨年12月に有楽町マルイの個展で、お笑いの「よしもと」の芸人さんとコラボをさせてもらったとき。ぼくは、ずっと音楽に惚れ込んでいたから、正直なとこ…