生きるための芸術の記録

One of thesedays 81

月曜日から2日間アルバイトをして、サッカー観戦をして朝まで友達の家で寝てしまったので、生活のリズムが狂っている。朝、アトリエにしている富士ケ丘小学校で、北茨城市の地域おこし協力隊、都築さんとの打ち合わせ。市からの依頼で、新しくできた公園で…

One of thesedays 79

バイト2日目。朝起きて、アメリカで描いた鳥の絵にチフミにサインを入れてもらって、現場へ向かう。今日の午前中はシンセンくんは予定があるので、ひとりで作業した。昨日のホームセンターで教えてもらったようにタイルをグラインダーでカットした。次は、タ…

One of thesedays 78

月曜日。昨日の夜、アルバイトの準備ができていなかったので、朝起きて、アトリエに寄って大工道具を車に積んで、常陸多賀へ向かった。8時30分に駅待ち合わせだったので高速で行くことにした。地方とはいえ、朝は道が混む。高速を使ったおかげで8時35…

One of thesedays 75

44回目の誕生日がきて、免許の更新にいった。違反者講習は月に2回しかやってなく、また日を改めることになった。フジロックの出店のために保健所に検査にいった。毎週火曜日が提出日で、これも日を改めることになった。帰りに市役所の食堂でお昼を食べる…

One of thesedays 74

「俺はさ、職業50回は変わったよ。続かないの。飽きたら仕事と暮らす場所変えるの。最長で6年。むかしは、身ひとつで仕事させてくれたよ。身分証とかなくてもね」 長浜の海で遊んでいると、散歩している老人が話してくれた。「こんな俺でも年金払っていた…

One of thesedays 73

昨日、図書館で借りた釣りの本にヒントがいっぱいあった。できるだけお金を使わない釣りの方法が載っていた。釣りの世界には「1.場所、2.エサ、3.仕掛け」という格言があるそうだ。 ぼくは釣りの初心者で、拾った竹を竿にして、お金をかけないでやろうとして…

One of thesedays 71

6月11日 月曜日雨。朝から降っている。市役所に夏のポロシャツの打ち合わせにいき、帰りにホームセンターで材料を買って、昼に歯医者にいった。お婆さん2人が「若いときに歯医者にいっておけばよかったと思うのよ。けれど忙しくてね。年取って歯が悪いの…

One of thesedays 70

作家やアーティストと名乗る人と会うとき「何をつくっているのか」という話になる。金曜日に笠間の陶芸学校を卒業して北茨城市に拠点づくりに引っ越してきた市川さんの歓迎会で「市川さんは、どんな作品をつくるのですか?」「わたしは陶芸ですが陶器ではな…

One of thesedays 68

朝、海へ。風があるのでサーフボードだけ持って行ったけれど、波がほとんどないので、引き返して、筏のペットボトルも運んできた。 海のうえを筏で歩く。アメンボみたいな。海から浜を見るとチフミがお爺さんとしゃがんで何かしている。話を聞くと、魚釣りの…

思考する絵画

アート。芸術。魅了されて止まらない。なぜか。アートは何にでも変換できる。それは答えがないからだ。だから、答えをつくることができる。例えば、生きることが芸術だと言いたい。なぜ生きることが芸術なのか。その問いに答える。自ら設問して、問い続ける…

One of thesedays 64

仕事を集めてみる。手元に手繰り寄せてみる。どれくらいあるんだろうか。ちょっとした会話の節々に、仕事の果実がぶら下がっているのをみつける。種を受け取ることもある。それは少し育てる必要がある。メールで飛び込んでくることもある。おカネが発生する…

One of thesedays 60

苗を買いにいった。ついに畑を貸してもらったので食べ物をつくる。ホームセンターで苗と種をチェックする。 「ホームセンターで買うとみんな同じ時期に同じものが収穫しちゃうから、違うのを買った方がいいんだけどな」 通りすがりの老人が教えてくれた。イ…

One of thesedays 59

海の側にリゾート地をつくる計画の打ち合わせ。担当者は、イタリアやドイツに住んでいて、7ヶ月前に日本に来たばかりで、日本語が堪能ではなくて、英語で話すことになった。 「イエェ、イエェ」と相づちを打ちながら話しをする。日本語とは違う脳の回転をす…

絵を描く。絵を売る。生きるための芸術。

ぼくは妻のチフミと絵を描く。その絵を売って生きる。これが理想。けれども現実は少し違う。 ぼくは妻のチフミと絵を描く。その絵を売るだけでは、こと足りないので、そのほかにも仕事をしている。昨日は、渋谷のギャラリー&バー「ゲルニカ」でアートオーク…

One of thesedays 57

小学校の運動会にいった。チフミとぼくには子供がいない。だから、子供のことはよく分からない。けれど、チフミの姉の子供たち、りゅうのすけ、りなこ、甥っ子と姪っ子が、子供について教えてくれる。彼らと過ごすことで。小学校の運動会を観覧しながら、自…

新作。アートオークションに出品

波打つ石stone hit the waveキャンバス、木、ペインティング840mm × 640mm 眼は瞬間の連続を捉える。時間の流れのなかで、瞬間はなく、それは動いている。けれども、瞬間を捉えれば、それは永遠になる。絵画は、瞬間の永遠だ。檻之汰鷲(おりのたわし)は、日…

One of thesedays 51

「石渡さんにとってアートって何ですか?」と聞かれ 「生きるための手段」と、とっさに言葉が出た。 「それってどういうことですか」 「生きるために芸術があるってことです」 「生きると芸術がどうしたら結び付くんですか?具体的に言うと、どういうことで…

One of thesedays 49

古民家のアトリエで作品をつくる。理想の暮らし。妻と作品をつくって自然と共に生きる。仕事があることは幸せだと思う。ここ数日、オーダーを貰った作品をつくっている。毎年9月に開催されるフェスOff-Toneのイメージ画。主催する松坂夫妻は、古くからの音…

One of these days 40

朝、起きてテレビも見ないし、SNSもあらゆるWEBサイトもチェックしない。メディアに繋がらないと、ぎゅっと世界が小さくなる。 できれば最寄りの個人経営のパン屋さんのパンを食べて、フェアトレードやコーヒーが大好きな友達が仕入れてきたコーヒーを飲みた…

One of these days 39

放っておけば草が生えてくる。そういう草を雑草と呼ぶ。けれど、ひとつひとつの草に名前がある。ひとつひとつの草に生き残るための戦略がある。そうやって生き延びる雑草を人間は邪魔者として刈り取る。 雑草は人間が自然を切り拓いた場所にしか生えない。そ…

Arigateeはアーティストインレジデンス。作家が北茨城の自然のなかで制作に没頭できる環境。

5月6日(日) 「どうして舟をつくるんですか」クロダ氏が質問してくれた。ぼくたちは五浦の海を眺めていた。 「ぼくにとってのアートは生きるための技術で、人間のもっとも古い道具が舟だと思って。海の向こう側を見た人間はどうしてもその先に何があるのか…

One of these day 18

4月15日(日)8時30分に起きる。チフミは、ボストン行きの荷物をパッキングして、ぼくはコインランドリーに洗濯へ。待ち時間に「イサム・ノグチ庭の芸術への旅」を読む。 愛知県津島市にイサム・ノグチの父親、詩人ヨネ・ノグチの生家があった。見捨てられ…

One of these days 17

4月14日(土)愛知県の空き家改修の仕事に区切りをつけて、5時間かけて東京へ移動。 月曜日からボストンに行く前に、東京新宿でバンドNOINONEのリハーサル。売れているわけでも有名なわけでもなく、それでもモチベーションを保ち続けていること自体が奇跡だ…

できれば、クマのままでいたかったの話

4月13日(金) いよいよ改修の最終日。朝、まのさんとミーティング。絵本「できればくまのままでいたかったのに」の話題になる。 ☆ 森のおくに1匹のくまがいた。くまが冬眠しているあいだに、森に人間がたくさんやってきて、木を切り倒し、大きな工場を建…

生きている手話に出会って、感情表現を知ったこと

4月12日(木) 朝7時に起きる。7時30分から、依頼主、まのさんと改修のミーティング。 金曜日までにやれることを確認。まのさんを楽しませつつ、満足してもらい、期待以上の結果を渡して帰りたいと思う。 10時、まのさんの友人たちが、改修の手伝いにくる。…

夢が叶ったら、すぐにまた次の夢に飛ぶ

今日は水曜日。朝から改修仕事をしている。家とは何か、この3年くらい考えてきた。きっかけは空き家。どうして古い家は、家賃が安いのに好まれないのか。なんならゼロ円のこともある。どうしてひとは、働いたおカネを高い家賃や新しい家のために費やすのだ…

武井さんに会った話(10年前)

よく人にマジメだね、と言われる。マジメというか真剣。自分を楽しませたい。たくさんの評価よりも理解者がいればいい。儲からなくても人を幸せハッピーにできればいい。妻を幸せにしたい。死ぬまで自由でいたい。 これ全部やろうとしたら、それはもう本気で…

常識とは壊したほうがいい差別の壁だ。

ゴキブリ。文字だけでも嫌な感じがする。その理由は、かつて人間がゴキブリに食べられていたからだと、ぼくは思っている。その記憶がDNAレベルで伝達されているのではないかと。その仮説をある人に話すと「実はわたしはゴキブリ飼っているんです。家にいるヤ…

野生の技術を求めて 2017

元旦の朝、6時に日の出を拝みにいった。長野県諏訪湖の畔り。静かな湖面と空が喩えようのない色をしていた。言葉にならない現象に遭遇すると絵にしたくなる。 昨年は、念願だった古い家を転々として、愛知県津島市、三重県志摩市の安乗、神奈川県湯河原市の…

貧しいは幸せなのか?

正直なところ、ぼくは貧しいと思うことがある。欲しいモノはいつも買えないし、贅沢な暮らしができる訳でもないし。なぜなら、アート作品をつくって売るのが唯一の収入だから仕方ない。そんなにたくさん高額で売れる訳でもないから、どうしたって質素な生活…