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生きるための芸術の記録

常識とは壊したほうがいい差別の壁だ。

ゴキブリ。文字だけでも嫌な感じがする。その理由は、かつて人間がゴキブリに食べられていたからだと、ぼくは思っている。その記憶がDNAレベルで伝達されているのではないかと。その仮説をある人に話すと「実はわたしはゴキブリ飼っているんです。家にいるヤ…

野生の技術を求めて 2017

元旦の朝、6時に日の出を拝みにいった。長野県諏訪湖の畔り。静かな湖面と空が喩えようのない色をしていた。言葉にならない現象に遭遇すると絵にしたくなる。 昨年は、念願だった古い家を転々として、愛知県津島市、三重県志摩市の安乗、神奈川県湯河原市の…

貧しいは幸せなのか?

正直なところ、ぼくは貧しいと思うことがある。欲しいモノはいつも買えないし、贅沢な暮らしができる訳でもないし。なぜなら、アート作品をつくって売るのが唯一の収入だから仕方ない。そんなにたくさん高額で売れる訳でもないから、どうしたって質素な生活…

裏山に発見した原初のカタチ

いま住んでいる古民家の裏には森がある。この辺りは岩の採掘場があるので、もしかしたら、裏山にボルダリングをやれる岩があるかもしれないと期待して探検に出かけた。裏山の山道を歩くと、それが道なのか水の流れた跡なのか、分からなくなる。人の痕跡をみ…

生きるための活動=理想の生活

夜10時。1日の仕事を終えて、これを書いている。 約一週間、東京に出稼ぎに行ってきた。ある閉店するボルダリングジムのマットを別のジムに運び、そのジムのマットと入れ替えるという難易度の高い仕事だった。深夜12時に始めて終わったのは昼の12時。…

人間の巣【最もシンプルな家のつくり方】

遭難したり、家を失ってしまったらどうやって生き延びればいいのか。どんな動物にも睡眠や休息が必要で、安心して眠るには、巣が必要だ。人間も動物だから究極的には巣があれば生きていける。それが、このDebris hut(デブリハット)。 木を組み合わせて骨を…

冬の生活

次のテーマは「冬」。自然と対話したい。日本には四季があり、春夏秋冬とそれぞれ違う表情をみせてくれるから、冬を全身で受け止めて暮らしてみる。冬は寒くて嫌なモノだけれど、自然の循環のなかでは、必要な季節であり、自然界から冬が消えてしまったら、…

生きるから死ぬまでの芸術

ここ1週間、福浦に滞在しながら、素晴らしいロケーションの家で作品展示をしながら顔料づくりの実験を繰り返した。身の回りにある材料で作品をつくる【サバイバル・アート】の発想で、150万年前の地層から剥がれ落ちた土を採取してトライ&エラーを繰り…

【モノと人間】について。なぜ、こんなにモノが溢れているのに少しも満足できないのか。

いろんな場所を訪れて、いろんな人に会って話してみても、満足で幸せハッピーって人間はあまりいないが、なかでもアイルランド出身でバルセロナに移住して活動するアーティストMark Reddenだけは、子供のように創作と戯れていた。空き家に暮らし舟をつくって…

身辺整理をしながら、改めて大切なモノコトを思い返した日【死ぬ訳でもないから】

東京に戻り、家を片付けている。いくつか滞在できる空き家と出会ったので、これから漂泊民になってみようと思う。家があると安心だけど、遠くへ飛べないことも確かで、仕事も先が見えなければ不安だけど、見えないからこそ、自分で先の仕事をつくるようにも…

どこからやってきて、どこへいくのか 【焚火曼荼羅】

モノをつくるとき、材料がどこからやってきて、どうなっていくのか、考えてみると、すべて自然にあるものを利用できれば、成り立ちからその最期までが美しい。 山梨県、昇仙峡の近くにあるキャンプ場で開催されたフェスOff-Toneで、会場にある石や木や草を並…

できないことなんてない。イメージできるのであれば。

人は常に偶然によって人と出会い、恋人も友人もそうやって結ばれていく。社会は、常に人が人と縁を持つことでつくられていく。貨幣は、人と人が価値を円滑に交換するための道具であり、その行為が経済を動かしている。そうあるのが理想の社会像だ。理想がな…

目の前に起きている仔細な出来事こそが、何よりも、磨けば輝く人生の一部だから。

目の前に起きていることを記録すれば、それは人生そのもので、その記録が他人のことではなく、自分の身に起きたことであれば、間違いなく、それは芸術。 では、どんな芸術人生をつくることができるのか。古今東西のライフスタイルを採取編集して、試行するこ…

どうしてわたしたちは、生活を変えることができないのか。

今日は今日であり、明日は明日。だからこそ、その日、その日を愛おしく過ごしたい。だからこそ、振り返って言葉にしておく、週末あったことを。次へ進むために。 中津川市高山にある青山家の古民家と周辺環境を活用した「森と暮らす」プロジェクトがスタート…

730日間の冒険を今、スタートする。2018年、すぐ近くの未来へ飛ぶために。

目標・夢・種を蒔いて育て収穫すること。730日後の未来へ。岐阜県中津川市の古民家で、週末キャンプイベントを開催する。この古民家には裏山があり、そこの木を伐採して、草を刈り、整地してキャンプ地をつくる。地元の杣(そま=きこり)に森と人間の関わり…

安乗dayz 完了。サバイバルアートな生活芸術。それでいいのだ。

8月の頭から、三重県志摩市阿児町安乗の海の傍の空き家に約一カ月滞在して、毎日、絵を描きながら、自作のカヌーで海を堪能して、新しい友達に出会い、過ごした夏だった。外から見れば毎日が夏休み。夫婦からすれば、毎日が勝負、ギリギリ、アウトもしくはセ…

先人から学び真似し応用する、生きる技術の実践方法

やっと納得のアジ釣りができた。釣り人の教えを解釈して、長い竿、仕掛け、餌のアミエビが必要なことが分かった。 今朝、浜を散歩して長い竹竿を拾った。これに糸と仕掛け、アミエビを餌にすればアジが釣れるかもしれない。5000円の竿を買わなくても。 …

海を冒険する安乗ボートクラブ。

安乗ボートクラブ。部員は嫁のチフミと自分。今日は少し遠出して、わたかの島へ。最寄りの浜から、見えないが半島を回ればすぐの島。 カヌーを漕ぎ出して、海のうえ、太陽の下。大自然の中で、舟を漕ぐ楽しみ。チフミは「こんなことやって暮らせるなんて最高…

漁師に同行して学ぶ、狩漁とマーケットのあり方。

三重県の志摩での暮らしには電話もインターネットもないから、連絡手段がない。ぼくは、それでいいが、連絡したい人には迷惑な話。夕方、漁師のノリくんが船を出すから一緒に漁へ行こうと誘いに来てくれた。連絡手段がないから、その場で行動が決まる。 向か…

釣りの神様現る。

朝から、アジ釣の大漁に期待していた。150匹も釣れる方法を教えてもらったから。午後に釣具屋で、サビキの仕掛けを買う。サオは、釣り師のおじさんに教わったモノが分からず買えなかった。しかし、ぼくにはカヌーがある。人が行けない場所で舟の上から釣…

海の傍に暮らしてボートに乗って魚を獲りたかった。やったら釣れない話。

昨晩は、安乗の友達と遊んで、家に帰ってきて、夜中から明け方まで制作に集中できた。おかげで眠くて仕方ない。午前中にメインモチーフの岩の絵の方向性が見えてきた。が、まだ背景が見えてこない。 昼飯を食べて、横になっているとチフミが「海へ行く?」と…

原始時代から現在へ、今いる場所から世界へと自由自在に横断して編集するライフスタイルのつくり方。

三重県志摩市の海の町、安乗に滞在している。目的は海の作品をつくるため。そのために生活の拠点を移した。ぼくは絵を描くために旅をしている。あちこちの暮らしと日本の自然を体験するために。それを可能にしたのが、空き家暮らしだ。ぼくら夫婦は、漂白民…

カヤックを2人乗りに改造して安乗の海で遊ぶ。2年前の理想が現実になった日。

安乗 2日目。朝、5時に目が覚めて日の出を見に海にいった。海は例えようのない色をしていた。 昨日の夜、カヤックを2人乗りに改造した。舟をつくれるように空き家改修をした甲斐あって、カヤックの構造を補強しながら、乗り口を大きくすることができた。 …

空き家に暮らす-三重県志摩市阿児安乗編

愛知県津島市から三重県志摩市阿児安乗へと向かった。安乗の空き家に一カ月滞在する。 最近は、移動に高速道路を使わなくなった。理由は単純。出費を抑えるため。100kmマラソンする超人小山さんが東京から大阪までは高速道路を使わない、下道でも数時間しか…

1日の中に自然と戯れる時間さえ持てれば

朝起きて、嫁と一緒に畑に行った。2年前にモロッコ式の窯を泥でつくった嫁の両親が持っている土地で、昨年、近くで山火事があったので自粛もあって放置してあった。 畑は2mも伸びた雑草に覆われ、そこから窯の姿さえ見えない。窯の様子を見るために草を刈っ…

これから先の夢を語ろう。それは2018年の現実になるから。

ニューヨークからフジロックフェスティバルでの仕事経由、3泊4日の旅から、東京で次の旅の準備をしている。 今日から長野県岡谷市のチフミの実家に寄って車をピックアップして、月曜日に愛知県津島市に戻り、8月5日頃から、三重県志摩の漁師村の安乗の空…

ニューヨークギャラリー出会った「太古から未来を繋ぐカタチ」Matthew Ronay

ギャラリーを巡り歩いているとウィンドウから奇妙なカタチがあった。近づいてみると、こんな作品。木でつくられている。 展示はこの作品をつくるMatthew Ronayがキュレーターを務めていた。 ステートメントより-----創作の源流は、いくつもの方向へ広がり、…

ニューヨーク ギャラリーPACE PRINTS 偶然出会った「Daniel Heidkamp」の風景画。

ニューヨークのギャラリー街、チェルシーを歩いてヘトヘトになった頃、嫁のチフミが、一軒のビルの看板をみつけ、その絵が見たいと言った。 PACE PRINTSというギャラリー。 3階のそのギャラリーに足を踏み入れた途端、目に留まったのがこの作品。 Daniel Hei…

どこにいても制作が生活と心の平穏。未知の場所で創造の旅に出ること。

残すところニューヨークの滞在も3泊4日。たくさんのギャラリーに行って、次の展開の営業をしながら、たくさんの愛おしい作品に出会った。アートの森を彷徨いながら、進むべき未来が見えてきた。 朝起きて、作品がつくりたくなった。ニューヨークでの経験を…

築80年の家の廃材がニューヨークで起こした奇跡。

ブルックリンの展示初日。水を買いにいった嫁チフミが、知り合いがいるはずもない、ブルックリンのストリートで呼び止められた。 「あなたは日本から来たアーティスト?わたしは、あなたの作った箱を持っているのよ。」 それは、今年の春、ニューヨークでの…

ブルックリンでの展示初日。思考すれば細り険しくなる道。それでも先へ進む勇気と希望がある。

何のために制作するのか。人生、心の平和のため。それは個人的なこと。制作には2つのベクトルがある。ひとつは、感情的なこと。もうひとつは、作品が語るすべてのこと。感情的なことを語る術は、このようにテキストでカタチにしてきた。それが「生きるため…

主役は誰なのか。絵は何を語るのか。それを知るために書くこと。

ギャラリーにタイトルやサイズ、値段などの資料を提出する期限だったので昨晩まとめて作業した。今朝は起きてから、プレスリリースを作成。 ぼくら夫婦の作品と活動は、ギャラリーの枠に収まりきらないと考えている。もちろん、作品はギャラリーに展示される…

作品を日常に出現させたい、ストリートで展示する計画

朝起きて、身体が運動したがっているので走りに行った。周辺のことは分かってきたので海を目指したがたどり着かなかった。あとで調べてみたら、もう倍走らないと海には着かないことが分かった。 昨日の続き、ティピの生地を縫う作業を始めた。縫い物をしなが…

世界で最もシンプルな24ドルの家。

朝起きてティピの仕上げ作業。午前中ずっと縫い物。考えてみれば縫い物も自分たちの手法になっている。 あり合わせの材料でつくるチフミの昼メシを食べて、またティピの制作。数日前には頭の中にぼんやりとあったカタチが目の前に現れた。 家の前で撮影して…

24ドルでティピの制作をスタート。太古のカタチ、蛍の光を見た日

朝起きて、いよいよティピの制作を始める。近所の99セントショップでチフミが発見した袋を張り合わせる計画。ティピの柱は、拾ったモップの柄と壊れたテントのポール、それと99セントショップで売っている竹のトーチ。材料代で24ドル。これぞサバイバルアー…

シンプルさとは、全部を削っても残ってしまう諦めの果てに見えること

昨日はチェッラがバーベキューパーティーに招待してくれた。7月4日はアメリカの独立記念日で昨晩は近所の家々がホームパーティーを開いて遅くまで盛り上がっていた。ほんとうにこの街の人々は音楽が大好きだ。昨日も朝から制作して夕方、チェッラのバーベ…

You can make it if really you want /World is yours

「携帯電話を見過ぎるから集中力がない」とチフミに言われた。腹が立って「そんなこと関係ないし集中力は充分ある。」と言い返した。 それが2日前のこと。腹が立ったので携帯電話を見ないことにした。することは作品をつくることだけ。 そうやって取り組ん…

I’M NOT HERE

朝からオススメのセントラルパークへ。頭の中には制作中の作品たちがチラつく。イメージを捕らえたと思っても目の前に現れた途端、次の理想に姿を変える。公園を歩いているとジューイッシュ美術館を発見。オープンが11時なので入り口から様子を覗いて、メト…

見たことのない景色を求める旅人になる日

制作日。朝起きたらレゲエの曲が頭の中で流れていた。制作に集中している時は、ニューヨークもザンビアもイタリアも日本も何処も同じで、見える世界は作品のなかだけ。 最初にイメージがあってつくり始めるが、嫁と2人で話し合いながら作る行程は、まったく…

1・2・3・4 時代を変えるためのメッセージ

東京から選挙に関しての詩をラップで送ってくれ、と親友からのメッセージ。やらねば、と昨晩寝ながら歌詞をつくった。原案は親友の映像作家の木村がつくって、それを翻訳してラップにする作業。翌朝、起きて、走りながらラップを考え、トラックにする曲を選…

1234 New York Ave Brooklyn 滞在生活スタート。

ニューヨークのブルックリンにてAirbnbで予約したアパートに着地。ブルックリンの真ん中辺りの地区で暮らしているのは、90%以上が黒人。飛び交う言語も英語でなかったりする。こうやって知らない土地の日常生活に飛び込むのが面白い。今回のミッションは、…

即興生活芸術-ブルックリン編 開幕!!

わたしたちは、夫婦で一緒に作品をつくる日本人アーティスト檻之汰鷲です。わたしたちにとって毎日がアートであり、生きることが芸術です。美術館やギャラリーにはたくさんの素晴らしい作品がありますが、日々の暮らしのなかにもたくさんの芸術の破片があり…

雑草は自然を回復する大地のシステム

雑草に興味を持ったので調べてみた。wikipediaによると---雑草(ざっそう)とは、人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物のことである。---雑草は人間が自然を開拓して、自らの生活環境に適した空間に改造した箇所に自生する。逆に言えば…

日本に生まれてその歴史の先端に生きている。日本人として何を表現できるのか。

着物のリサイクルショップに行こう、とシンガーソングライターのまのあけみさんと、津島の吉祥寺の羽場さんに誘われ、岐阜県大垣市に向かった。お店の近くに空き家があり、その空間を覗いた。朽ちた日本家屋。 6月の中旬からニューヨークで予定している個展…

家との対話。古家が教えてくれる自然の在り方。

「家」とはなんだろうか。古い家を直しながら暮らす生活をして、2件目の家で考えてしまった。築80年の長屋と、江戸末期に建てらた町屋では、家の種類が違う。 中津川の古民家を管理する青山さんのご両親のやり方から学ぶことがあった。「家を綺麗にしてお…

ぼくは全然違う。人とは違う。何も同調する必要もなく、どんどん毎日、変化していく。

今日は制作に専念する日。とは言え、秋に滞在制作予定の土地のオーナーに会う約束がある。 朝から昼まで、パピエマシェのウサギとクジラを制作して、打ち合わせに行った。オーナーは、前回の展示で知り合い、生活芸術というコンセプトに共感してくれ、建物や…

まちにアートが溢れていくアート化計画、進行中。

旧家具屋さんの雨戸を修理しようと、facebookで、軽く呼びかけ人が集まった。企画者のアイディアで裏を白くしてキャンバスにしよう、と。アーティストに絵を描いてもらおう、と。日常のなかにアートが浸透していく。古い家を直すことが、アートの場をつくり…

「つくる」は誰のためでもなく自分のため。だから1日のなかに空白の時間が必要。純粋な創造空間を求む。

朝は集中できる。庭から木を取ってきて、パピエマシェの材料にする。木は動物をつくる骨になる。 6月から入居者が決まったルミエール実験住宅に家主の水谷さんが作業に来るので会いに行った。9月に水谷さんとアーティストの高畠愛子さんが実施するアーティ…

あるがままの魅力を集めれば、人と人が出会い未来を紡ぐ【津島つむぎまちアート化計画】GWは愛知県津島市へ。

愛知県津島市をご存知でしょうか。ぼくは空き家を求めて、何千何万とある町のなか、偶然にこのまちと出会い、魅力を感じて通うようになりました。地域の宝は当たり前にあるモノ・コトシャッター商店街、空き家、人口減少、高齢化、どこにでもある地方都市の…

太陽光発電のミニシステムを手に入れた自立エネルギー時代

「自立エネルギーの時代へようこそ」のタイトルでトークをした。ゲストは、藤野電力の小田嶋電哲さん。3.11以降、2000個近いソーラーパネル発電をレクチャーしてきた。 ずっとやりたかった太陽光発電のミニシステムのワークショップも同時に開催することがで…