いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2018-05-22から1日間の記事一覧

新作。アートオークションに出品

波打つ石stone hit the waveキャンバス、木、ペインティング840mm × 640mm 眼は瞬間の連続を捉える。時間の流れのなかで、瞬間はなく、それは動いている。けれども、瞬間を捉えれば、それは永遠になる。絵画は、瞬間の永遠だ。檻之汰鷲(おりのたわし)は、日…

One of thesedays 52

北茨城からバスで東京に向かう。田園風景や森から、町へと移り変わる。荒川河川敷には、木が繁る場所がポツポツとあって、そこにはブルーシートの簡易住宅がある。暮らしている人がいる。 上半身裸で自転車を漕ぐおじさん。手を後ろに組んで走るおじさん。荒…

One of thesedays 51

「石渡さんにとってアートって何ですか?」と聞かれ 「生きるための手段」と、とっさに言葉が出た。 「それってどういうことですか」 「生きるために芸術があるってことです」 「生きると芸術がどうしたら結び付くんですか?具体的に言うと、どういうことで…