いきるための芸術の記録

荒地と廃墟の楽園より

2018-05-07から1日間の記事一覧

Arigateeはアーティストインレジデンス。作家が北茨城の自然のなかで制作に没頭できる環境。

5月6日(日) 「どうして舟をつくるんですか」クロダ氏が質問してくれた。ぼくたちは五浦の海を眺めていた。 「ぼくにとってのアートは生きるための技術で、人間のもっとも古い道具が舟だと思って。海の向こう側を見た人間はどうしてもその先に何があるのか…

One of these days 36

10時花園神社例大祭にささら舞を観に行く。子供が獅子に扮して五穀豊穣を祈願する。とても日本的な光景なのにこれは過去の姿。着物や色、笛の音。太鼓やリズム。いまの日常にはなくなっている伝統が息づいている。 昼前に家に戻る。北茨城市から依頼されて…